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A-1M AMX FAI
Author
FS2004 / Convert: Cmte_Elias
Website
dff size
5,400
Base
hydra
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Remarks

初飛行 : 1984年5月14日
運用開始 : 1989年4月

AMXは、イタリアとブラジルが国際共同開発した軽攻撃機
小型な機体に似合わず、3.8tの武装を搭載可能であるためポケット・トーネードとも呼ばれている
イタリアではAMX、ブラジルではA-1の名称で運用されている

イタリア空軍では1970年代中頃に、当時戦闘爆撃機として運用していたトーネードIDSを補佐する軽戦闘爆撃機を必要としており
1977年にアエリタリア社が主導で空軍の要求性能に見合った機体の設計作業が開始された
ブラジル空軍でもAT-26シャバンチの後継機導入計画が進められており
イタリア空軍とブラジル空軍の要求性能が似通っていたこともあり
アエリタリア社とアエルマッキ社で共同で設計をする事になった
1980年7月にはさらにエンブラエル社が参加することとなり
AMXプロジェクトは2ヶ国3社での国際共同プログラムとしてスタートした

AMXは安価な攻撃機であることを念頭に置いて開発が進められ、開発にあたっては専従化、柔軟性、信頼性、生存性の4つの柱が立てられた
また、高度な電子機器類や複雑なシステムは不要とされ、超音速性能も求められなかった
その代わりに優れた短距離離着陸性能、高速侵攻能力、大量の兵装搭載能力
侵攻支援装置の統合化、不具合発生後の運用能力などが求められている
プロジェクト参加企業の生産分担率も決められており
アエリタリア社は全体の46.7%を受け持ち、中央胴体、水平/垂直安定板、方向舵の製造
アエルマッキ社は全体の23.6%を受け持ち、前部胴体、テイルコーンの製造
エンブラエル社は全体の29.7%を受け持ち、主翼、空気取り入れ口、パイロン、主翼下増槽の製造を担当した

2000年代に入るとAMX既存機への機体寿命延長と近代化改修がイタリア、ブラジルで計画されている
AMX-MLUとされる改修計画では、以下の改修が盛り込まれる
・アビオニクスの換装
・パイロット・インターフェイスの改良
・暗視装置対応型グラスコックピットの導入
・GPS航法装置、電波高度計の装備
・ヘルメット装着式照準装置の使用能力付与
・統合戦術データリンク機能(JTIDS)の付加
・デジタル飛行操縦装置の装備
・JDAMの搭載能力付与
・ライトニングレーザー目標指示ポッドの携行能力付与
イタリア空軍では改修計画の第1段階が承認され、GPSやJTIDSを装備した改修機が2005年から引き渡されている

AMXは、ターボファン単発の単座攻撃機で
スーパークリティカル翼を採用した主翼は25%翼弦で27度30分の後退角を持つ
また、スポイラー、方向舵、水平安定板の全遊動作動はフライ・バイ・ワイヤ制御となっている
優れた短距離離着陸性能を獲得するために機体には二重隙間フラップと前縁スラットを備え
最大離陸重量13,000kgでも950mの滑走で離陸が可能であり
機体重量をその80%にあたる10,750kgに抑えれば、750mで離陸可能とされている
固定武装は機首部に機関砲が標準装備されている
この機関砲はイタリア空軍向けではM61A1 20mmバルカン砲1門、ブラジル空軍向けではDEFA554 30mm機関砲2門を装備
ハードポイントは主翼下片側2箇所と胴体中心線下1箇所の計5箇所で
両主翼端には自衛用の空対空ミサイルランチャーが備えられている

性能諸元
 乗員 : 1名
 全長 : 13.23m
 全幅 : 8.88m
 全高 : 4.55m
 翼面積 : 21.0m²
 空虚重量 : 6,700kg
  通常離陸重量 : 10,750kg
  最大離陸重量 : 13,000kg
 燃料容量:-kg(-L)
 発動機 : Rolls-Royce RB.168-807 Spey turbofan ×1基, Dry 49.1kN (-lbf) each
 推力重量比 : -

 最大速度 : マッハ 0.86
 航続距離 : -km
  フェリー飛行時 : 3,124km
 離陸滑走距離 : 631m
 着陸滑走距離 : 505m
 実用上昇限度 : 42,650ft
 最大G : +7.33G / -3G

武装
 固定武装 : M61A1 20mm バルカン砲x1 -発, DEFA 554 30mm 機関砲x2 -発
 最大兵装搭載量 : -kg
 ハードポイント数 : -

  短距離空対空ミサイル : AIM-9,MAA-1
  通常爆弾、ペイヴウェイ誘導爆弾、オファー画像赤外線誘導爆弾、クラスター爆弾
  スタンドオフ・ディスペンサー兵器、ロケット弾ポッドなど

派生型
AMX 単座型
A-1A AMXのブラジル型
AMX-T 複座攻撃/練習機型
胴体内燃料タンクを一つ撤去して後席を増設している。
後席にも操縦システムとヘッドアップディスプレイを装備している
1990年に初飛行
A-1B AMX-Tのブラジル型
AMX-E 敵防空網制圧型。イタリア空軍向けのAMX-T
4号機を改造して研究が行われていたが、試験段階でキャンセルされた
AMX-R 偵察型
RA-1 AMX-Rのブラジル型
A-1M ブラジル向け改良型。アビオニクスの変更、グラスコックピット化
AMX-ATA ベネズエラ空軍向け生産型(計画のみ)


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