初飛行 : 1992年9月-日
運用開始 : 1996年9月
サーブ社が
37 ビゲンの後継機として開発した多目的戦闘機で
JASの名前の通りJakt(戦闘)Attack(攻撃)Spaning(偵察)、すべてこなすマルチロール機(多目的戦闘機)である
機体のサイズで分類すれば軽戦闘機となり
航続距離などで妥協する代わりに、運用の容易性と高いコストパフォーマンスを実現している
37 ビゲンと同じく、カナードとデルタ翼の組み合わせながらも
ビゲンのカナードが揚力カナードであるのに対し
ビゲン以降の戦闘機では揚力を発生しない制御カナードを用いる例が多く
このJAS39も同様であり、カナード全体がエレベーターのように可動するオールフライング方式を採用している
さらに着陸時には前に最大まで傾き、エアブレーキの役目を果たすようになっている