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Dessault Mirage III FAB
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hydra
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Remarks
ブラジル空軍型。Al Planes, smoke effect, AfterBurner

初飛行 : 1956年11月17日
運用開始 : 1961年

フランスのダッソー社が開発した戦闘機
デルタ翼が特徴的な単発機であり、各国へと輸出されている

フランス空軍は1956年にマッハ2クラスの新世代戦闘機の開発要求を発表し
その結果、この要求に対しダッソーはミステールを発展させたミラージュを開発した
1958年5月12日に初飛行し、同年10月24日の飛行試験でマッハ2に達した
ヨーロッパ諸国が開発した機体としては初めてマッハ2を超えた機体となった
なお試作機同様、量産機も機体下部に補助動力としてロケット・ブースターを装備可能ですが、実際に使用された例はほとんどない
本格的に生産が開始されたのはC型からで、要撃性能に集中して改良を加えた結果、シラノ火器管制レーダーを搭載し
固定武装としてDEFA 552 30mmリヴォルヴァーカノン2基を装備、後に翼下パイロンを2基に倍増して胴体と合わせて5箇所となった

フランス空軍は95機を発注し、1961年5月から部隊配備が開始された
次いで戦闘攻撃機型のE型が完成した事で生産の主力はE型へ移行した
E型は機内搭載燃料が増加し、レーダーもシラノIIに換装され、機首下部には新たにドップラー航法レーダーが装備されている
これにより胴体が30cm延長された。フランス空軍はE型を183機配備し、戦術核兵器の運用能力も付加した
E型に対応する複座練習機型のD型は、ガンカメラの搭載により機首先端がB型より細くなっている
E型をベースに偵察機としたのがR型で、機首の火器管制レーダーを撤去して偵察用カメラを5台搭載し固定武装は残された
R型にドップラー航法レーダーを搭載した全天候型もあり、RD型と呼ばれる
完成度の高い機体となったミラージュIIIは広く輸出され、多くの派生型を産んだ

その中には、電子機器を簡易型に換装し500機以上を輸出したミラージュ5、エンジンを強化型に換装したミラージュ50
ミラージュF1につながるSTOL試験機ミラージュIII F2等の他
他国で生産・改修された、ネシェル・クフィル・チーター・パンテーラ等の派生機・コピー機も存在する

生産は長期に渡って続けられ、最後の機体が完成したのは試作機の初飛行から実に36年経った1992年のことだった
現在では既にフランスを含む多くの運用国で退役しているが、アルゼンチンやパキスタンでは現在でも第一線機として運用されている
特にパキスタンは各地で退役した機体を大量に入手しており、ミラージュ5を含めて150機以上を保有している
なお、ミラージュIはミステールのデルタ翼改造型、ミラージュIIはミラージュIIIと平行して検討された双発型を指す開発中の呼称である

性能諸元(MirageIII C)
 乗員 : 1名
 全長 : 14.73m
 全幅 : 8.22m
 全高 : 4.26m
 翼面積 : 35.0m²
 空虚重量 : 5,915kg
  通常離陸重量 : 8,620kg
  最大離陸重量 : 9,727kg
 燃料容量:-kg(-L)
 発動機 : SNECMA Atar 9B turbojetx1基
      Dry 42.08kN (9,460lbf) / A/B 59.25kN (13,320lbf) each
 推力重量比 : 0.70

 最大速度 : マッハ 2.15
 航続距離 : 1,610km
  フェリー飛行時 : -km
 離陸滑走距離 : -m
 着陸滑走距離 : -m
 実用上昇限度 : 54,137ft
 最大G : -G

武装
 固定武装 : DEFA 552 30mm 機関砲x2 125発
 最大兵装搭載量 : 1,360kg
 ハードポイント数 : 3

  空対空ミサイル : R.530, R.550
  通常爆弾

派生型
M.D.550 Mystere-Delta試作型。デルタ翼の装備、格納式の三輪車着陸装置を装備、M.D.30エンジン搭載。1機製造
Mirage I 試作型。搭載エンジンはM.D.30R。SEPR66補助ロケットモーターを装備
Mirage II 試作型。搭載エンジンはGabizo
Mirage III 001 試作型。搭載エンジンはAtar 101G-1かAtar 101G-2。SEPR66補助ロケットモーターを装備
Mirage III A 初期型。搭載エンジンはAtar 9B。
Mirage III B 複座練習機型。1959年10月20日に初飛行
Mirage III B-1 複座練習機型。5機製造
Mirage III B-2
B-RV
空中給油練習機。Mirage IVの為の空中給油練習機。
機首にダミーの給油プローブを装備。10機製造
Mirage III C 戦闘機型の本格生産型。
Atar 9B-3エンジンの搭載。IIIAより長い胴体を持ち、Cyrano Ibisレーダーを装備。
機関砲の代わりに補助ロケットモーターを搭載可能
Mirage III D オーストラリア空軍のE型の複座練習機型。ガンカメラの搭載により機首先端がB型より細い
Atar 09-Cエンジンを搭載。機首下にstrakeを装備
16機体をライセンス生産
Mirage III E 戦闘爆撃機型。エンジンをAtar 09C-3に換装、機内搭載燃料の増加
レーダーを追加の空対地モードを備えたシラノIIに換装、機首下部にドップラー航法レーダーを装備
胴体が30cm延長され、戦術核兵器の運用能力も付加した。183機製造
Mirage III R E型の偵察機型。機首の火器管制レーダーを撤去して偵察用カメラを5台搭載し固定武装は残された
2機の試作機とフランス空軍向けに50機製造
Mirage III RD R型の全天候型。改良されたアビオニクスを装備し、ミラージュIIIEのように機首下部にドップラーレーダーを搭載
交換可能なポッドに様々なレーダを搭載可能。20機製造
Mirage III T SNECMA TF-106エンジンのテスト機
Balzac VTOL試験機
Mirage III V バルザックVを大型化し、NECMA TF-104のエンジンを搭載したVTOL試験機
Mirage IV MirageIIIを大型化した、核兵器用爆撃機型
Mirage 5 昼間戦闘攻撃機型。電子機器を簡易型に換装している

輸出型
Mirage III BJ イスラエル空軍のMirage III B。5機製造
Mirage III BS スイス空軍のMirage III B。4機製造
Mirage III BZ 南アフリカ空軍のMirage III B。3機製造
Mirage III BE フランス空軍のMirage III D
Mirage III BL レバノン空軍のMirage III D
  
Mirage III CJ イスラエル空軍のMirage III C
簡単な電子機器を搭載ロケットブースターの搭載能力を削除
1961年から1964年の間に72機製造
Mirage III CS 評価やテストの目的のために、1962年にスイス空軍に供給。1機製造
Mirage III CZ 南アフリカの空軍Mirage III C。 1962年12月から1964年3月の間に16機供給
Mirage III RJ イスラエル空軍の全天候型偵察機。2機のMirage III CZから改修
Mirage III C-2 Atar 09K-6エンジンを搭載したフランスのMirage III Eを転換。
1機が変換され、後にミラージュIIIEに再変換
  
Mirage III DA アルゼンチン空軍の複座練習機型。1973年と1982年に2機づつ供給
Mirage III DBR
F-103D
ブラジル空軍の複座練習機型。1972年に4機製造
Mirage III DBR-2 ブラジルの空軍型。より近代的なアビオニクスやカナードを装備
Mirage III DE スペイン空軍の複座練習機型。6機製造
Mirage III DP パキスタン空軍の複座練習機型。5機製造
Mirage III DS スイス空軍の複座練習機型。1983年に2機製造
Mirage III DV ベネズエラ空軍の複座練習機型。3機製造
Mirage III DZ 南アフリカ空軍の複座練習機型。1969年に3機製造
Mirage III D2Z 南アフリカ空軍の複座練習機型。Atar 9K-50エンジン搭載。11機製造
  
Mirage III EA アルゼンチン空軍のMirage IIIE。 17機製造
Mirage III EBR
F-103E
ブラジル空軍のMirage IIIE。16機製造
Mirage III EBR-2 小型のカナード翼を装備。現存するMirage IIIEBRsを同じ仕様に改修。1988年から製造
Mirage III EE スペイン空軍のMirage IIIE。1970年から24機体製造
Mirage III EL レバノン空軍のMirage IIIE。HFアンテナを含む、ドップラーレーダを省略。1967年と1969年に10機製造
Mirage III EP パキスタン空軍のMirage IIIE。1967年から1969年に18機製造
Mirage III EV ベネズエラ空軍のMirage IIIE。ドップラーレーダを省略。7機製造
Mirage III EZ 南アフリカの空軍のMirage IIIE。1965年から1972年に17機製造
  
Mirage III RP パキスタン空軍のMirage III R。13機製造
Mirage III RS スイス空軍のMirage III R。18機製造
Mirage III RZ 南アフリカ空軍のMirage III R。4機製造
Mirage III R2Z 南アフリカ空軍のMirage III R。Atar 9K-50エンジンを搭載。4機製造
  
Mirage III O オーストラリア向け全天候戦闘爆撃機型。Avon Mk 67エンジンを搭載した試作機が1961年3月に完成
製造された100機のうちの98機は、オーストラリアでのライセンスの下で製造され
最初の49機はミラージュIIIO(F)に、51機体はミラージュIIIO(A)に分類された
Mirage III O(A) オーストラリア向け戦闘攻撃機型。原型機はMirage III E
Mirage III O(D) オーストラリア向け複座練習機型。原型機はMirage III D
Mirage III O(F) オーストラリア向け要撃機型。後にO(A)へ改修。原型機はMirage III E
Mirage O ROSE パキスタンがオーストラリア空軍から取得したMirage III Oを近代化改修した型
Mirage III K 英国王立空軍向け輸出型。Rolls-Royce Speyエンジン搭載
Mirage III S スイス空軍の単座全天候型迎撃機。Hughes TARAN18レーダーや火災制御システムを装備
AIM-4とサイドワインダーミサイルで武装。スイスでのライセンスの下で36機製造
Kfir イスラエルによる、ミラージュIIIの性能向上型
Cheetah クフィルの技術で性能向上を行った、南アフリカのミラージュIII

計画のみ
Mirage III NG フライ・バイ・ワイヤなどの新技術を投入した新世代型。ミラージュ2000の廉価版として提案されたが不採用
Mirage III EX カナード翼などを採用した近代化改修キット。ブラジルとベネズエラが改修に使用
Mirage III F2 デルタ翼から後退翼に変更した複座STOL試験機
Mirage III F3 単座STOL試験機。可変翼機ミラージュGへの計画変更によりキャンセル
Mirage III M 海軍型
Mirage III W アメリカ向け軽戦闘機型。米国の競争のために提案されたがF-5フリーダムファイターに敗れた


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