Ilyushin Il-96-300 STC Russia |
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Author FS2004 / Convert ВирУс |
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dff size 1,862KB |
Base at400 |
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Remarks |
初飛行 : 1988年9月28日
運用開始 : 1992年12月9日
ソ連のイリューシン設計局で開発された4発ワイドボディ旅客機
Il-86を改良して作られ、ロシア製旅客機で初めての新機軸が大幅に採用し、欧米の旅客機と比肩する装備を持っている
Il-86では搭載していたNK-86エンジンは低バイパス比エンジンであったため、燃費が悪く
航続距離が3600kmと国際線で活躍するには明らかに不足していたが、このIl-96では国際長距離路線にも適応出来るよう開発されている
それだけでなく、複合材の採用による機体軽量化をはじめ
モニターを使ったグラスコックピット、フライ・バイ・ワイヤーによる機体制御
ウィングレットを装備した新型の主翼や高バイパス比ターボファンエンジンなど
ボーイングやエアバスの旅客機に対抗できる新技術が採用されている
また、Il-86では下部デッキからの乗客の乗降をしていたが、Il-96では通常と同じメインデッキからの乗降となっている
1990年代に入ると胴体を延長し、西側製のエンジンや電子機器を搭載したIl-96MとIl-96Tも開発が始められ1998年にIl-96Mが初飛行している |
性能諸元 | Il-96-300 | Il-96M | Il-96T |
乗員 | 3名 | 2名 | 2名 |
定員 | 237-300名 | 307-420名 | -名 |
全長 | 55.3m | 64.7m | 63.9m |
全幅 | 60.1m | 60.1m | 60.1m |
全高 | 17.5m | 17.5m | 17.5m |
翼面積 | -m² | -m² | -m² |
空虚重量 | 120,400kg | 132,400kg | 116,400kg |
通常離陸重量 | -kg | -kg | -kg |
最大離陸重量 | 250,000kg | 270,000kg | 270,000kg |
発動機 | Aviadvigatel PS-90A x4 35,242lb each | P&W PW2000 x4 37,511lb each | Aviadvigatel PS-90A1 / PW2337 x4 |
推力重量比 | - | - | - |
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最大速度 | マッハ0.84 | マッハ0.84 | マッハ0.84 |
航続距離 | 13,500km | 15,000km | 12,000km |
離陸滑走距離 | 2,340m | 3,000m | 2,700m |
着陸滑走距離 | 860m | 1,800m | 1,650m |
実用上昇限度 | -ft | -ft | -ft |
派生型
Il-96-300 | 基本型。航続距離は約9000-13000km、巡航速度880 km/h、最大離陸重量は240t、標準座席数は3クラスで235名 1999年よりロシア大統領専用機としても活躍している |
Il-96M | Il-96-300の胴体を8m強延長するなど大型化し、エンジンと電子機器を旧西側のものにした型 垂直尾翼は−300型のものより小型化されている、2人乗務が可能となった機体 航続距離10400 km、巡航速度880 km/h、最大離陸重量270 t、標準座席数は3クラスで375名 |
Il-96T | Il-96Mの貨物型で、貨物搭載量が58tになる他はIl-96Mと同じ |
Il-96-400 | Il-96M/Tベースで、PS-90A1を4発搭載。最高435人の乗客を運ぶことが可能 3クラス構成での航続距離は約11,300km。Il-96M/Tと同じく2人乗務が可能 |
Il-96-400T | Il-96-400の貨物型 |
Il-96-400VT | KC-X計画への入札に提案する予定であった空中給油機型 |
IL-96-400TZ | Il-78の後継となる空中給油機型。給油システムはIl-78Mと同じUPAZ-1Mを採用している |
Il-400VKP | Il-80、Il-82、Il-86VKPなどのコマンドポスト機の後継として構想中のもの |
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