初飛行 : 1990年（試験機は1984年、試作機は1987年）
運用開始 : 1994年

スホーイ設計局が開発した艦上戦闘機で
Su-27の艦上戦闘機版であり、非公式な愛称として「シーフランカー」と呼ばれている

Su-33は性能・構造はSu-27と殆ど変わらないが、艦載機のため下記のような装備が追加されている
・着艦の衝撃に耐えられるように、前輪を二重タイヤに強化
・機体後部には着艦フックの装着
・発艦時の揚力増加と上空での機動性を高めるため、主翼前に全遊動式のカナード翼を追加
・空母格納庫での運用を考慮し、主翼と水平尾翼が折畳み式に変更
また、地上型で見られた様な特徴的で長いテールコーンは短縮され、発着艦時に尾部を擦らない様にされている

性能諸元
　乗員 : 1名
　全長 : 21.18m
　全幅 : 14.70m
　全高 : 5.72m
　翼面積 : 67.84m²
　空虚重量 : 19,600kg
　　通常離陸重量 : 29,940kg
　　最大離陸重量 : 33,000kg(空母時は30,000kg)
　燃料容量：9,500kg (12,100L)
　発動機 : Lyulka AL-31F afterburning turbofans×2基
　　　　　　　　Dry 74.5kN (16,750lbf) / A/B 125.5kN (28,214lbf) each
　推力重量比 : 0.83

　最大速度 : マッハ 2.165
　航続距離 : 3,000km
　離陸滑走距離 : -m
　着陸滑走距離 : -m
　実用上昇限度 : 55,800ft
　最大G : 8.5G

武装
　固定武装 : GSh-30-1 30mm ガトリング砲×1　150発
　最大兵装搭載量 : 8,000kg(空母時は6,500kg)
　ハードポイント数 : 10

　空対空ミサイル
　　短距離 : R-73(AA-11)
　　中距離 : R-27(AA-10), R-77(AA-12)
　空対地ミサイル : < Kh-29L/T(AS-14), Kh-59M(AS-18)
　空対艦ミサイル : Kh-31A(AS-17), Kh-35(AS-20), Kh-41 Moskit
　対レーダーミサイル : Kh-31P(AS-17)
　その他 : 通常爆弾, ロケット弾, ECM pods