T-72 | 初期型。ステレオ式測遠機を装備 |
T-72A | サイドスカート装備・追加装甲・レーザー測遠機 射撃統制装置・夜間暗視装置・発煙弾を装備 |
T-72B | 装甲の強化・前面部に追加複合装甲・レーザー誘導型対戦車ミサイル発射機能を搭載 |
T-72AV | 爆発反応装甲を追加したT-72A。1985年から生産された |
T-72BV | 爆発反応装甲を追加したT-72B。1985年から生産された |
T-72S | 輸出向けの派生型。155基のコンタークト1を装備。 |
T-72B1 | T-72Bからレーザー誘導型対戦車ミサイル発射機能を排除 |
T-72BK | T-72Bの指揮官用車両。偵察機能、通信アンテナの増設 |
T-72B(M) | T-72Bの強化型。改修版の爆発反応装甲・砲塔部に複合装甲を搭載 1988年から生産された。コンタークト5を装備。T-72BMとも書かれる |
T-72M | ソ連、ポーランドとチェコスロヴァキアで生産されたT-72Aの輸出モデル |
T-72M1 | ソ連、ポーランドとチェコスロヴァキアで生産された輸出モデル。装甲を厚くしたモデル |
MTU-72 | T-72ベースの架橋戦車 |
TOS-1 | T-72の車体に30連装サーモバリック爆薬弾頭ロケット弾発射機を搭載 自走式多連装ロケットランチャーを装備 |
BMP-T | T-72の車体に30㎜連装機関砲及び9M133 ATGMを搭載した戦闘車両 |
T-72CZ M3 | チェコが開発したT-72M1の近代化改修型。制御装置やアビオニクスを近代化し 主砲の操作はジョイスティック式になった 砲塔には爆発反応装甲を装着し、磁器反応式の対戦車地雷を無力化するシステムを採用している 車体全体には、赤外線映像へのカモフラージュになるというエナメルU2500が塗布されている V-46にターボ圧縮機を追加した858馬力のV-46TCエンジンを装備している |
T-72CZ M4 | チェコが開発したT-72M1の近代化改修型。制御装置やアビオニクスを近代化し 主砲の操作はジョイスティック式になった 砲塔には爆発反応装甲を装着し、磁器反応式の対戦車地雷を無力化するシステムを採用している 車体全体には、赤外線映像へのカモフラージュになるというエナメルU2500が塗布されている 1,000馬力の英パーキンス社製CV-12エンジンを装備 |
PSP T-72MP | チェコが提案した近代化改修型。車体前部と砲塔に爆発反応装甲を装着し アビオニクスの変更と、主砲が改良型の2A46M-1に換装されている エンジンも換装され、1,000馬力の6TD-1または1,200馬力の6TD-2を使用している |
T-72M1 | スロバキアによる近代化改修型。車体前部と砲塔に爆発反応装甲を装着し 射撃管制装置を電子化。KAA-001 20mm機関砲を砲塔左右に1丁ずつ装備 |
T-72M1-A | T-72M1の改良型。アビオニクスを換装し、エンジンは850馬力のS12Uに換装 その代わり、対空機関砲は撤去されている |
T-72M2 | T-72M1の改良型。射撃統制装置と射撃サイト、弾道コンピューター CRTディスプレイをリンク化。さらに2A42 30mm機関砲を砲塔右側に独立して装備 |
ズザナT-72M1 | スロバキアのズザナ社製の自走砲 ズザナ 155mm自走榴弾砲の砲塔を搭載。インド軍に提案されたが不採用となった その後、スロバキア陸軍、キプロス陸軍が採用している |
M-84 | ユーゴスラビアでライセンス生産された型で、約500輌生産 輸出型はクウェート軍に200輌配備され、イラク戦争後の新生イラク軍でも使われている |
M-84A1 | ユーゴスラビアで生産。射撃統制装置の強化。エンジンを1000hpに強化 |
M-84A4 | クロアチアで生産。コンピューター類を強化 |
M-92 | クロアチアで生産 |
M-95「デグマン」 | クロアチアで生産。M-84Aをベースにした発展型 改修版の爆発反応装甲・レーザー誘導型対戦車ミサイル発射機能など |
M-95「コブラ」 | クロアチアで生産。M-84A4をベースにした発展型 |
M-84AS | セルビア・モンテネグロで開発。T-90に準じる仕様 |
Lion of Babylon | T-72のイラクモデル。 1988年のバグダッドの兵器ショーで、国産型と称して展示発表された 実際は半完成品の輸入部品をくみ上げた、T-72Gのノックダウン生産品であった |
PT-91 | ポーランド製のT-72M1の改修型。 自国オリジナルの射撃統制装置・爆発反応装甲・パッシブ型夜間映像装置を装備 主にアップグレード・キットとして提供しており、ポーランド陸軍とマレーシア陸軍が採用した |
T-72MIZ | ポーランドが自国製のT-72M1に南アフリカの「タイガー」射撃統制装置、爆発反応装甲 レーザー警報装置を装備し、エンジンをS12Uに換装するなど、PT-91に準じた改修がされている |
TC-90 | ポーランド製の戦車橋で、最大19mの間隔に20mのシザース式戦車橋を架けることが可能 |
WTZ-3 | ポーランド製の装甲回収車。車体上にTD-50 15tクレーンやドーザー・ブレード、ウインチなどを装備 ポーランド陸軍のほか、インド陸軍が採用している |
MID | WTZ-3を基にした装甲工兵車両。試作車3両のみが製造された |
TR-125 | ルーマニア版T-72。エンジンやサスペンションを改良。プロトタイプが数両のみが製造された |
T-72AM | ウクライナで配備されたT-72Aの改修型。T-72BMに準じた規格で製作している 装備品の一部をウクライナ製のものに換装。コンタークト5と自動制御式の射撃管制装置が特徴 |
T-72MP | ウクライナのKMDB社のT-72の近代改修キット T-80UDやT-84の技術をベースにT-72をアップグレードしている チェコとの共同開発で、フランスの会社の技術も織り込まれる |
T-72AG | ウクライナのKMDB社のT-72の近代改修キット 主砲の有効射程が延長されている他、対戦車ミサイルの運用が可能 各種サイトの強化。射撃統制装置は1V528自動入力式弾道コンピューターに換装 装甲はT-84と同等の爆発反応装甲とゴム板を追加、エンジンはT-84と同じ6TD-12に強化 |
T-72-120 | ウクライナのKMDB社のT-72の近代改修キット NATO規格の120 mm滑腔砲対応の主砲、および自動装填装置を装備 120mm砲対応の対戦車ミサイルも発射可能 |
アジェヤMK-1 | インド版T-72。1993年にT-72M1と同性能に改修 |
アジェヤMK-2 | インド版T-72M1。GPS機能、爆発反応装甲・レーザー警報機能・射撃管制機能の強化 赤外線型夜間暗視装置・ポーランド製1000hpエンジンを搭載 |
TANK-X | インド製。T-72の車体に自国開発のアージュン戦車の砲塔を搭載。プロトタイプのみ |
T-72BM | 2006年に初公開されたロシア軍のT-72最新改修モデル 第三世代の爆発反応装甲、1000hpのV-92エンジン、新型射撃管制装置 赤外線型夜間射撃暗視装置などを装備する |
T-90 | T-72の車体とT-80の砲塔を組み合わせた型 1993年より生産に入り、T-80より低コストのため、ロシア軍でも多数導入されている |
BMT-72 | ウクライナで開発された歩兵戦闘車型。姉妹型車輌にBTMP-84がある |