AH-64 Apache |
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Author Ryosuke |
Website |
yft size 300KB |
Base hunter |
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Remarks 後席に乗れます。CLEO |
初飛行 : 1975年9月30日
運用開始 : 1984年
マクドネル・ダグラス社が開発した攻撃ヘリコプター
アパッチ(Apache)の愛称は、アメリカ先住民のアパッチ族に由来している
AH-1 コブラの後継機を開発するAAH(Advanced Attack Helicopter)計画にて、1976年12月にアメリカ陸軍で採用された
固定武装にM230 30mmチェーンガンを持ち、ハイドラ70ロケット弾やヘルファイア対戦車ミサイルの運用が可能
強力なレーダー、それにバックアップされる火器管制装置やGPSなどの航空電子機器を搭載する
派生型であるAH-64Dへの改修、新規生産も行われる。開発元であるヒューズ社は後にマクドネル・ダグラス社の傘下となり
マクドネル・ダグラス社も1997年にボーイング社と合弁したため、AH-64の生産や整備などはボーイング社が担当するようになった
AH-56のような費用高騰を避けるため、計画はフェーズIとフェーズIIに分割され
フェーズIで機体を開発、フェーズIIで兵装や火器管制装置を開発する方針が採用された
操縦席周辺には装甲板が装着され、強化構造のフレームが乗員を保護するよう設計されている
前席と後席の間には破片や爆風を遮る透明なブラスト・シールドが設置され、被弾した際に二名の乗員が同時に負傷する事を防止している
操縦系統は油圧式だが、被弾を考慮し電気式操縦系統も設けられている
墜落時に乗員を守るため、座席にもセラミック製装甲が取り付けられ、着陸脚や機関砲、胴体下部は墜落時の衝撃を吸収する構造となっている
エンジンやトランスミッションなどには、構造材として7049アルミ合金製の装甲板が使用され対弾性を高めている
7049アルミニウム合金は機体の桁材、外皮にも使用されており、構造自体へのダメージを軽減し、容易に修復可能なものとなっている
メインローターにはステンレス鋼と複合材が用いられ、23mm砲弾が直撃しても最低30分間飛行が可能な設計となっており
メイントランスミッションは被弾によって潤滑油が全て損失しても、30分は作動する設計である
エンジン排気口には、排気に周囲の常温空気を混入させて温度を下げる赤外線サプレッサーが装備されている
これはブラック・ホールと通称され、赤外線誘導方式の対空ミサイルの回避に有効とされている
型式によりエンジンが異なる
AH-64A General Electric T700-701 1,696 shp
AH-64A+/D General Electric T700-701C 1,890 shp
AH-64E General Electric T700-701D 1,994 shp
WAH-64D Rolls-Royce Turbomeca RTM322 2,100 shpv |
AH-64A | AH-64の初期型 |
AH-64B | AH-64Aの改造型で、アメリカ海兵隊に提案していたが製造にはいたらなかった 計画では、新型ローターの採用、GPSの採用、新型の航法装置 新型の通信機、電子装備類の更新などを予定していた AH-64C/Dの開発が始まったため1992年に中止された |
AH-64C | 低価格販売を進めるため、AH-64Dからミリ波レーダーを取り除いたもの 後に、レーダーの有無に関わらずAH-64Dに名称が統一された |
AH-64D | AH-64Aからの改良点は、グラスコックピット化、エンジンのT700-GE-701Cへの交換 電子装備類の全面的な向上、AN/APG-78ロングボウ・ミリ波レーダーの装備となっている 複数の目標点へのロックオン、目標点の危険度評価機能が追加されている 操縦席下部横の電子機器収納部が角ばった形状になった事と ローター上の円形のレドームが外観上の特徴となっている |
AH-64E | AH-64D ブロックIIIを改名した最新型 |
AH-64F | 構想中の派生型。2040年に既存型と変更予定 3,000shpのエンジン、格納式着陸装置、新型の翼、テールローターなどを追加予定 |
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