Messerschmitt Bf110

Title Bf-110 C_4
Author Daniil
Website Fighters
dff size2,268KB
Base nevada
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Remarks -

初飛行 : 1936年5月12日
運用開始 : 1937年

第二次世界大戦前にドイツ国で開発され、大戦で活躍した双発レシプロ重戦闘機または多用途機
ドイツ空軍では当初「駆逐機」と称されており、「駆逐航空隊」に配備されていた

1934年秋にドイツ空軍は当時世界的に流行の兆しを見せていた
爆撃機に随伴してこれを護衛できる多目的長距離双発戦闘機(重戦闘機)を求め
最優先開発機種として"戦略重戦闘機開発仕様書"を発行し7社に配布された
"戦略重戦闘機開発仕様書"を元に
「フォッケウルフ Fw57」「ヘンシェル Hs124」「バイエルン航空機製造 Bf110」の3機が提案され
前者2社は"開発仕様書"通り、大型又は中型の爆撃機よりの戦闘機だったのに対し
Bf110は小型で大出力の純粋な戦闘機よりの機体を製作した
Bf110は設計要求と内容が違いすぎた為、空軍内でも賛否両論が巻き起こったが
戦闘機としての性能の高さと、メッサーシュミット技師の政治的な交友関係にて採用が決定した

そして、1939年の第二次世界大戦開戦後より活躍するがバトル・オブ・ブリテンでイギリス空軍により大きな損害を被り
戦闘機同士が戦う空戦闘機・長距離護衛戦闘機としての価値は激減したが
その後も双発が故の大きな積載力や火力と航続距離を生かして
対地支援・哨戒、そしてドイツ空軍の夜間戦闘機の主力として活躍した

後継機となるはずであったMe210の開発の失敗により、敗戦直前の1945年2月まで生産が続けられ
ほぼ大戦全般を戦い抜いき、5,700機以上生産されたとされている


性能諸元 (BF110 C-4)
 乗員 : 2名(夜間専用機は3名)
 全長 : 12.3m
 全幅 : 16.3m
 全高 : 3.3m
 翼面積 : 38.8m²
 空虚重量 : 4,500kg
  通常離陸重量 : 6,700kg
  最大離陸重量 : -kg
 燃料容量:-kg (-L)
 発動機 : Daimler-Benz DB 601B-1 水冷V12気筒x2, 809kW (1,085hp) each
 推力重量比 : 0.3644

 最大速度 : 560km/h
 航続距離 : 2,410km
  フェリー飛行時 : 2,800km
 離陸滑走距離 : -m
 着陸滑走距離 : -
 実用上昇限度 : 35,000ft
 最大G : -G

武装
 固定武装 : 20mm MG FF/M 機関砲x2
  7.92mm MG 17 マシンガンx4
  7.92mm MG 15 マシンガン(後方旋回銃)x1
 爆弾 : 50kg, 250kg, 500kg×2
 300 or 900L増槽タンク

原型機 プロトタイプ
Bf110 A V型を元にした量産型。DB600エンジン開発の遅れの為、暫定的にJumo210B(610馬力)を搭載した型
B型より機首が短くキャノピー形状が異なるなどの外観的差違がある
前方武装は機首上面に7.92mm機銃4丁および後方旋回機銃(4機製造)
Bf110 B-0 A型と同じく暫定的にJumo210GまたはGaを搭載したタイプ
従来の7.92mm機銃4丁に加え、機首下面に20mm機関砲MG/FFを2門搭載し
キャノピーと機首は再設計され、機首の延長に伴い空力特性が向上している(2機製造)
Bf110 B-1 戦闘機型。
Bf110 B-2 偵察機型。
Bf110 B-3 武装を撤去した練習機型。
Bf110 C 本格量産型。1939年1月末登場。エンジンを待望のDB601A(1175馬力)に換装。
ラジエーターを主翼下面に移し主翼幅を短縮して速度性能を高めた(計537機製造)
Bf110 C-0 本格量産試作型。(10機製造)
Bf110 C-1 駆逐機型。
Bf110 C-2 通信機をFuGIIIaからFuG10に変更
Bf110 C-3 20mm MG/FF機関砲を改良型に変更したもの
Bf110 C-4 搭乗員を護る9mmの防弾甲板を追加したタイプ
Bf110 C-4/B 爆装を250kg x2の計500kgにした型。重量増に対応するため、エンジンをDB601/N(1200馬力)にエンジンを換装
Bf110 C-5 偵察型。20mm機関砲を撤去し大型航空カメラRb50/30を搭載
Bf110 C-5N DB601Nエンジンを搭載した偵察型
Bf110 C-6 20mm機関砲を撤去し、代わりに対地用の30mm機関砲を1門装備
Bf110 C-7 DB601Nを装備し、500kg爆弾×2、合計1000kgの爆装可能
Bf110 D-0 Bf110C-3を改造した先行量産型
Bf110 D-1/R1機首下面の20mm MG/FF 2門を撤去し、代わりに胴体一体型の増槽(1050L or 1200L)を装備
さらに尾部に救命ボートを装備している
Bf110 D-1/R2増槽を撤去し胴体下に900Lの増槽を通常の形で懸吊するようにした型
Bf110 D-1/U1夜間戦闘用に「シュパナー」暗視装置が装備された型
Bf110 D-2 戦闘爆撃機型。1941年春に登場し500kg x2の爆弾と、両翼に300Lの増槽を懸吊可能
Bf110 D-3 長距離艦船哨戒機型。エンジンをDB601Nに換装
胴体に76リットルの潤滑油用増槽、900リットル増槽2つを懸吊可能
オプションでETC500ラックを装備し爆装も可能
Bf110 D-4 長距離偵察型。機首のMG FFが除去され、Rb 50/30カメラを搭載
翼に300L x2または胴体下に900Lのドロップタンクを搭載可能
Bf110 E-1 戦闘爆撃機型。1941年春からはDB601N(1175馬力)を搭載、500kg爆弾と50kg爆弾を装備可能
機首に機関銃の冷却用とみられる空気取り入れ口が設けられている
Bf110 E-1/U1シュパナー暗視装置を装備
Bf110 E-1/U2乗員を追加した夜間戦闘機型
Bf110 E-1/R2胴体下面に1000kg×2の爆装を可能
Bf110 E2 尾部を延長し救命筏を装備
Bf110 E3 偵察機型。機首下面の20mm機関砲の代わりにカメラを搭載
両翼に300L or 900Lの増槽を装備、機体の両側に7.92mm機関銃を装備
Bf110 F-0 試作戦闘爆撃型。エンジン周り以外はE型と同等の機体
Bf110 F-1 戦闘爆撃型。1942年から1943年にかけてE型と並行して生産されDB601Fエンジン(1350馬力)を装備
Bf110 F-2 胴体の爆弾ラックを撤去した駆逐機型。のちに対空ロケット弾W.Gr21を両主翼に各1発を懸吊した機体もあった
Bf110 F-3 偵察機型、仕様はE-3型に準ずる
Bf110 F-4 夜間戦闘型。3名が乗れるように設計された特別機
重量がF-2型の7200kgから9300kgと大幅に増加し、夜間戦闘機仕様のため排気火炎減衰装置を装着
最大速度は高度5600mで500-510km/hに低下している
Bf110 G-0 増加試作/先行量産型。1942年に登場、エンジンをDB605B(1475馬力)に換装
夜戦用装備やレーダーアンテナ、さらにクルーの増員により飛行性能は低下している
Bf110 G-1 戦闘爆撃機型。機首の20mm機関砲をMG151に換装
Bf110 G-2 本格量産型戦闘爆撃機。垂直安定板の変更され主脚も補強されている
各種野戦転換ユニットが用意されている
Bf110 G-3 偵察機型。機首武装は7.92mm機関銃4丁のみ
Bf110 G-4 夜間戦闘機型。1943年1月に生産開始
Bf110 R-3 G-3の武装を30mm機関砲2門に変更した型
Bf110 H-2 後部胴体と脚部周りが強化され最大離陸重量が8.6tに増加した
その他にも垂直尾翼の強化等 細かい改修が加えられている
Bf110 H-3 G-3型の機首武装が30mm MK108機関砲 2門に変更された型
Bf110 H-4 計画のみ


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