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Title | Me 262 HG III |
Author | World of Warplanes / Converted by Daniil |
Website | Fighters |
dff size | -KB |
Base | shamal |
DOWNLOAD | 製作者様のサイトからDL |
Remarks | CLEO, smoke effect |
初飛行 : 1942年
運用開始 : 1944年
第二次世界大戦末期にドイツ空軍が使用したジェット戦闘機/爆撃機で
世界初の実戦配備および実戦を行ったジェット機である
第二次世界大戦末期のドイツ空軍の最終兵器として登場したが
ジェット戦闘機の開発自体は開戦前の1938年から始まっており
ドイツでは翌1939年、ハインケル社がジェット機の初飛行に成功し
ターボジェットエンジンの製作がBMW社及びユンカース社で始まっていた
1941年4月18日、試作1号機であるMe 262 V1の試験飛行が試みられ
当時BMW 003エンジンが実用レベルに達していなかったため
やむなくレシプロエンジンのユンカース社製Jumo 210Gを機首に装着して行われ、操縦性は極めて良好と判明
BMW003エンジンが搭載された後も、安全上の理由で機首Jumo 210Gエンジンはそのまま残しており
この措置のおかげで、1942年3月25日にMe 262 V1のジェットエンジンを用いての初飛行中
エンジンが2つとも停止した際に、機首のJumo 210Gだけで緊急着陸かる事が出来た
この事故を機に信頼性の低いBMW 003に代わって、ユンカース社のJumo 004Aエンジンに換装し
機首のレシプロエンジンを撤去し、武装としてMG 151/20機関砲3門が搭載された
試作2号機であるMe 262 V2では当初からJumo 004 Aが搭載され、1942年10月1日に初飛行に成功
しかし翌年4月18日に事故で失われている
問題点を山のように抱えていたMe262ですが、それらの問題点を差し引いても
当時究極にまで発達した最新鋭のレシプロ機を完全に陳腐化させるに十分な性能を持っており
エンジンの加速力が低いために高度を上げるのには非常に時間がかかった物の
いったん上昇してしまえば存分に高速度を発揮する事が可能で
高度6,000mにおける速度は水平飛行で870km/h、緩降下においては900km/h以上という桁外れの飛行速度は
同時代の航空機より150km/h以上も速く
当時の空戦では速度が敵機よりわずか30km/h速いだけで
一方的に優位を維持出来たため、次元が違う速度差だといえた
武装も桁外れに強力なものが搭載された。初期型ですら高火力を誇ったMK 108 30mm機関砲を4門も装備しており
重防御の連合軍側爆撃機を紙飛行機のように撃墜することができた
さらに戦争末期になるとヒトラーの進言で、R4M ロケット弾のラックを主翼下に搭載したタイプが実戦配備された
このロケット弾を搭載したMe262の活躍により
終戦直前の約1か月間に500機もの連合国軍機を稼動不能に追い込んだとされている
第二次世界大戦後、ドイツの他の先進技術とともにMe262もソビエト連邦によって接収された
機体は十分に研究され、ソ連における初期のジェット戦闘機の開発に反映されている
性能諸元(A-1a)
乗員 : 1名
全長 : 10.60m
全幅 : 12.6m
全高 : 3.50m
翼面積 : 21.7m²
空虚重量 : 3,795kg
通常離陸重量 : 6,473kg
最大離陸重量 : 7,130kg
燃料容量:-kg(-L)
発動機 : Junkers Jumo 004B turbojet ×2基, 8.8kN (1,980lbf) each
推力重量比 : 0.28
最大速度 : 900km/h
航続距離 : 1,050km
フェリー飛行時 : -km
離陸滑走距離 : -m
着陸滑走距離 : -m
実用上昇限度 : 37,565ft
最大G : -
武装
固定武装 : MK 108 30mm ガトリング砲x4 (A-2a: two cannons)
ロケット弾 : R4Mロケット
通常爆弾 : 250kg爆弾x2, 500kg爆弾x2(A-2a only)
最大兵装搭載量 : -kg
ハードポイント数 : - |
大戦中
A-0 | 戦闘機型Aシリーズの先行生産型 |
A-1a | 生産型、MK 108 30mm機関砲×4門装備。Jager 戦闘機型、Jabo 戦闘爆撃機型がある |
A-1a/R-1 | R4M空対空ロケットを装備 |
A-1a/U1 | 先端に2門、全部で6門の機銃を装備した試作機 (1機製造) |
A-1a/U2 | 全天候に対応するための航空電子機器を搭載した試作機 (1機製造) |
A-1a/U3 | 短距離偵察機型、Rb50/30カメラとMK 108 30mm機関砲1門装備 |
A-1a/U4 | 機首にMK214A 50mm 機関砲を装備した試作機 (2機製造) |
A-1a/U5 | 機首の武装をMK 108機関砲6門にし、携行弾数を100発が2門、85発が2門、65発が2門とした |
A-1b | エンジンがBMW 003に換装された以外はA-1aと同型、少数のみ生産 |
A-1c | アメリカがA-1aを模写した物 |
A-2a | 機銃を2門のみ装備した爆撃機型 |
A-2a/U1 | 改良された爆撃照準器を設置した試作機 (1機製造) |
A-2a/U2 | 高速爆撃機型。機首に爆撃手席を新設 1号機はロトフェ 7 H3爆撃照準器を装備、2号機はロトフェ・カンツェルII照準器を装備 |
A-3a | 地上攻撃機型 |
A-4a | 偵察機型 |
A-5a | 偵察機型の最終型、戦争末期に少数のみ生産 |
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B-1a | 二人乗りの訓練機 |
B-1a/U1 | 夜間戦闘機型。FuG218ネプトゥーンレーダーを装備 |
B-1c | アメリカがB-1aを模写した物 |
B-2 | 胴体を伸ばした夜間戦闘機型 |
C-1a | 尾部にヴァルター・ロケットを取り付けた迎撃戦闘用の試作機 (1機製造) |
C-2b | エンジンの収納筒にBMWのロケット・ブースターを取り付けた迎撃戦闘用の試作機 (1機製造) |
C-3a | 胴体にヴァルター・ロケットを組み込んだ迎撃戦闘用の試作機 (1機製造) |
D-1 | 上向きに取り付けられ、センサーにより爆撃機を感知し自動で発射される 5センチ無反動砲 SG500 Jagdfaustを装備する特殊型 |
E-1 | A-1a/U4を基に機関砲を装備した特殊型 |
E-2 | R4M ロケット弾を24発搭載する特殊型 活躍したのは敗戦直前の1ヶ月間と短いが、恐るべき戦果を上げた |
S | Me 262 A-1aのゼロシリーズ |
W | パルスジェットエンジンを搭載したMe 262の仮名称 |
計画機
Lorin | 直径1.15m、全長5.9mのラムジェットエンジンをJumo004の上に積んだ高速型 |
Schnellbomber 1 | 高速爆撃機案。4,050リットルの燃料を搭載し1,000kgの爆弾を搭載できる |
Schnellbomber 1a | コクピットを機首に移動させ胴体に5個の燃料タンクを設けた高速爆撃機 |
Schnellbomber 2 | 胴体を新たに設計し4,450リットルの燃料を搭載し1,000kgの爆弾を胴体内に搭載 |
Aufklärer 1 | 写真偵察機。A-1a/U3の機首の武装を撤去し 500リットルの燃料タンクとRb75/30カメラ及びRb20/30カメラを搭載 |
Aufklärer 1a | Schnellbomber 1aの胴体を流用し、Rb75/30カメラ2基を胴体中央に装備 |
Aufklärer 2 | Schnellbomber 2の胴体を流用し、5,450リットルの燃料を搭載 機種にRb75/30カメラ2基、Rb20/30カメラを1基搭載 |
HG1 | 小型の流線型キャノピーにし、水平尾翼に後退角を付け 水平尾翼を大きくした高速計画1段階 |
HG2 | HG1と同程度の改造と平行して主翼を35度の後退角付きに変更した高速計画2段階 |
HG3 | Me262の胴体を利用し大幅な設計変更をした夜間戦闘機型 主翼は新設計の45度後退角付き、エンジンはHeS011の2基を主翼付け根に収納 主脚を主翼付け根に取り付け、尾翼・キャノピーはHG1と同等のものに変更 機首にはFuG240ベルリンレーダーを収納し、乗員は3名 機首にMK 108機関砲を4門、コクピット最後尾席左右にシュレーゲムジークMK 108機関砲2門装備 |
輸出型
アビア S-92 | A-1aと同型、チェコスロバキアが生産 |
アビア CS-92 | B-1aと同型、チェコスロバキアが生産 |
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