Dassault Mirage 5M

Title Dassault Mirage 5M FAC
Author FSX / Convert Cmte_Elias
Website Canal Embraer GTA
dff size5,654KB
Base hydra
DOWNLOAD製作者様のサイトからDL
Remarks Al Planes, smoke effect, AfterBurner

初飛行 : 1967年5月19日
運用開始 : -年

フランスのダッソー社がミラージュIII Eをベースとして開発した戦闘爆撃機で
発展型としてミラージュ50も開発された

イスラエルの要求によりミラージュIII Eを改修した機体で
ミラージュIII Eからの大きな改修点は、レーダーと一部の電子機器が外された点であり
これにより、操縦席後方にあった電子機器を53cm延長した機首に移し、空いた部分に燃料タンクを増設したことで燃料容量が増加しており
パイロンも2箇所増設されているが、ペイロード自体は変わっていない
また、ダッソー社は当初ミラージュ5の構成要素をはっきり定義していなかったため
シラノII火器管制レーダーとドップラー航法レーダーを搭載した、事実上ミラージュIII Eとほとんど変わらないタイプも存在していた

1966年9月にイスラエルはミラージュ5Jを50機発注したが、当時のフランスの大統領が輸出を禁止したためイスラエルの手には渡らなかった
この50機は結局改修された後ミラージュ5Fとしてフランス空軍機となった
その後、ミラージュ5は低価格かつ高性能の戦闘爆撃機を必要とする多くの国に輸出された

ミラージュ5は、イスラエルと対立するリビアとエジプトにも売却され
リビアには110機程度が輸出され、カダフィは第4次中東戦争に飛行隊を参加させたため
イスラエル空軍のミラージュIIIはリビア機と区別する識別マークが必要となった
結局、ミラージュ5を手に入れられなかったイスラエルだが、産業スパイの得た情報を基にしたコピー品のネシェルを生産した

現在では既にフランスを含む多くの運用国で退役している物の、アルゼンチンやパキスタンなどでは現在でも第一線機として運用されている
特にパキスタンは各地で退役した機体を大量に入手しており、ミラージュIIIを含めて150機以上を保有している

性能諸元(MirageIII C)
 乗員 : 1名
 全長 : 15.55m
 全幅 : 8.22m
 全高 : 4.5m
 翼面積 : 34.85m²
 空虚重量 : 7,050kg
  通常離陸重量 : -kg
  最大離陸重量 : 13,500kg
 燃料容量:-kg(-L)
 発動機 : SNECMA Atar 09C turbojetx1基
 推力重量比 : -

 最大速度 : マッハ 2.2
 航続距離 : 2,000km
  フェリー飛行時 : 3,700km
 離陸滑走距離 : -m
 着陸滑走距離 : -m
 実用上昇限度 : 59,055ft
 最大G : -G

武装
 固定武装 : DEFA 552 30mm 機関砲x2 125発
 最大兵装搭載量 : 4,000kg
 ハードポイント数 : -

  空対空ミサイル : AIM-9, R.550
  その他 : Matra JL-100 drop tank, rocket pack, SNEB 68 mm rockets

単座戦闘型
Mirage 5 単座戦闘攻撃型。レーダー未搭載
Mirage 5AD UAE向けMirage5。12機製造
Mirage 5EAD UAE向けの単座型Mirage5。14機製造
Mirage 5BA ベルギー向けの単座型Mirage5。主にUSAのアビオニクスを搭載している。63機製造
Mirage 5COA コロンビア向けのMirage5。カナード翼と新しいアビオニクスを搭載している。14機製造
Mirage 5D リビア向けの単座型地上攻撃機型。 53機製造
Mirage 5DE リビア向けの戦闘爆撃機型
Mirage 5E シラノII火器管制レーダーとドップラー航法レーダーを搭載した全天候戦闘爆撃型。基本的にミラージュIII Eと同じ
Mirage 5E2 エジプト向けの全天候攻撃機型。
レーダー未搭載、電子機器の追加により爆撃制度と防御力が向上している。16機製造
Mirage 5F フランス向けの対地攻撃戦闘機型。元はイスラエル空軍向けのミラージュ5J
Mirage 5F ROSE IIパキスタンがフランス空軍から取得したミラージュ5Fを近代化改修した型。ROSEは『Retrofit Of Strike Element』の略。
Mirage 5G ガボン共和国向けのMirage5。 3機製造
Mirage 5G-2 ガボン共和国向けの改修機。 GとMから4機改修
Mirage 5J イスラエル向けのMirage5。
フランス政府によって禁輸されたのちミラージュ5Fとしてフランス空軍に配備された
Mirage 5M ザイール向けのMirage5。14機製造
Mirage 5MA Elkan ベルギーで近代化改修され、チリへ売却されたミラージュ5BA
Mirage 5P ペルー向けのMirage5。22機製造
Mirage 5P Mara アルゼンチン向けのミラージュ5Pのアップグレード型
Mirage 5P3 ペルー向けのMirage 5Pのアップグレード。10機製造
Mirage 5P4 ペルー向けのMirage 5Pのアップグレード。
空中給油プローブやレーザー測距装置を追加装備している
Mirage 5PA パキスタン向けのMirage 5。単座型でレーダー未搭載。28機製造
Mirage 5PA2 パキスタン空軍向け迎撃戦闘機。シラノIVレーダーを搭載
Mirage 5PA3 パキスタン空軍向け対艦攻撃機。アゲブレーダーの搭載によりエグゾセ対艦ミサイルを運用可能。
Mirage 5SDE エジプト向けの単座戦闘爆撃機型。Mirage IIIEに相当。54機製造
Mirage 5V ベネズエラのための単座地上攻撃機型。のちにMirage 50EVへ改修された。6機製造
ミラン スイス空軍向け性能向上型。機首に折り畳み式のカナード翼を装備。
不採用になったが、ミラージュ50の開発に繋がった
ネシェル ミラージュ5Fをイスラエルがコピーしたもの。アルゼンチンへ「ダガー」の名称で売却
現在は近代化改修により「フィンガー」と名称を変えている

単座偵察型
Mirage 5R 単座偵察型。機首に偵察用カメラを搭載。機銃は残されている
Mirage 5BR Mirage 5BAの偵察型。27機製造
Mirage 5COR コロンビア向けのMirage 5R。2機製造
Mirage 5DR リビア向けのMirage 5R。10機製造
Mirage 5RAD UAE向けのMirage 5R。3機製造
Mirage 5SDR エジプト向けのMirage 5R。6機製造

複座練習機型
Mirage 5D 複座練習機型。基本的にミラージュIII Dと同じ
Mirage 5BD Mirage 5BAの複座練習機型。16機製造
Mirage 5COD コロンビア向けの複座練習機型。カナードと新しいアビオニクスを搭載。2機製造
Mirage 5DAD UAE向けの複座練習機型。3機製造
Mirage 5DD リビア向けの複座練習機型。15機製造
Mirage 5DG ガボン共和国向けの複座練習機型。4機製造
Mirage 5DM ザイール向けの複座練習機型。3機製造
Mirage 5DP ペルー向けの複座練習機型。4機製造
Mirage 5DP3 Mirage DPの近代改修型
Mirage 5DPA2 パキスタン向けの複座練習機型。2機製造
Mirage 5MD Elkan ベルギーで近代化改修され、チリへ売却されたミラージュ5BD
Mirage 5SDD エジプト向けの複座練習機型。6機製造

Mirage 50
Mirage 50 単座マルチロール型。より強力なAtar 9K-50エンジンを搭載
Mirage 50C チリ向けのMirage 50。6機製造
Mirage 50DC チリ向けの複座練習機。低出力のAtar 9C-3エンジンを搭載。3機製造
Mirage 50FC フランスのミラージュ5Fを改修しチリへ輸出された
Mirage 50CN/DNパンテーラチリ空軍がイスラエルの技術協力を受けてミラージュ50FC/C/DCを近代化改修した機体
クフィルのような機首と新しいアビオニクスを搭載
Mirage 50EV/DV Mirage 5Vの改修型。
Atar 9K-50エンジン、シラノIV-M3レーダーと空中給油プローブ、カナード翼を装備し
エグゾセ対艦ミサイルの運用能力を持つ


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