Dassault Mirage F1

Title Dassault Mirage F1 FAF
Author FS2002 / Convert Cmte_Elias
Website Canal Embraer GTA
dff size5,404KB
Base hydra
DOWNLOAD製作者様のサイトからDL
Remarks Al Planes, smoke effect, AfterBurner

初飛行 : 1966年12月23日
運用開始 : 1973年

ダッソー社が開発した戦闘機
ミラージュ・シリーズにおいて唯一、通常の水平尾翼を備えている機体

1960年代中頃からダッソー社が新世代機のホープと位置付けて自社資金で開発していた単発エンジンの戦闘機であり
ダッソー社製にしては珍しく無尾翼デルタ翼ではなく、通常の後退主翼と尾翼付きの形状となっている
無尾翼形式を採用しなかった理由は、STOL性能の向上のためである
前作ミラージュIIIは、無尾翼形式によりSTOL性に劣り、フランス海軍の艦上戦闘機として採用できないという問題を生じた
その結果、本機はミラージュIIIよりも大幅にSTOL性能を向上させたが、海軍での採用はなかった

武装は、30mm機関砲2門、空対空ミサイル4発。この他に、通常爆弾または空対艦ミサイルを搭載可能となっている
配備当初は空対空ミサイルが搭載できず、1976年までは武装は機銃のみであった
ヨーロッパ各国への輸出は、アメリカのF-16の登場によってあまり振るわなかったものの
中東やアフリカ諸国への輸出は好調であり約500機が輸出され、保有している国のほとんどで実戦に参加している


性能諸元
 乗員 : 1名
 全長 : 15.0m
 全幅 : 8.4m
 全高 : 4.5m
 翼面積 : 25.0m²
 空虚重量 : 7,400kg
  通常離陸重量 : 11,130kg
  最大離陸重量 : 16,200kg
 燃料容量:-kg(-L)
 発動機 : SNECMA Atar 9K-50 afterburning turbojet ×1基
        Dry 49.03kN (11,873lbf) / A/B 70.6kN (15,873lbf) each
 推力重量比 : -

 最大速度 : マッハ 2.1
 航続距離 : -km
  フェリー飛行時 : 3,300km
 離陸滑走距離 : -m
 着陸滑走距離 : -m
 実用上昇限度 : 65,600ft
 最大G : -G

武装
 固定武装 : DEFA 553 Revolver cannon 30mmx2 150発
 最大兵装搭載量 : 6,300kg
 ハードポイント数 : -

 空対空ミサイル
  短距離 : AIM-9, R550
  中距離 : Super 530F
 空対地ミサイル : AS30L
 空対艦ミサイル : AM39
 自由落下爆弾 : various
 ロケット弾 : Matra 68mm

Mirage F1A 対地攻撃用輸出型。レーダーを簡素な測距レーダーに換装
内部燃料の増加とペイロード強化。南アフリカとリビアのみ採用。
Mirage F1B 複座型。機関砲を外してシートを増設している。訓練用にダミーの空中給油プローブを装備可能
Mirage F1C 全天候迎撃型。レーダーは空対空用のシラノIVを搭載
Mirage F1C-200空中給油プローブ追加型。配管を通すため機首が7cm延長されている。
Mirage F1E 輸出用戦闘攻撃機型。レーダーを空対地能力も持つシラノIV Mに換装
ヘッドアップディスプレイやチャフ・フレアディスペンサーなどを追加
Mirage F1 M53NATO向け推力強化・戦闘攻撃機型。エンジンをSNECMA M53に換装。計画のみ
Mirage F1D Mirage F1Eの複座練習型
Mirage F1CR 偵察型。レーダーを改良型のシラノIV MRに換装、機首下にカメラを搭載
偵察ポッドの運用能力を付加。副次的に対地攻撃任務を持つ
Mirage F1CT Mirage F1Cの対地攻撃型。シラノIV MRへのレーダー換装、レーザー測距装置の追加
コックピットの改修、主翼のハードポイント増設などを行った

輸出型
Mirage F1AD リビア向けのMirage F1A。1978–1979年に16機製造
Mirage F1D 南アフリカ向けのMirage F1A。1975–1976年に32機製造
Mirage F1M スペイン空軍のミラージュF1CE/BEの近代化改修機
対地攻撃能力を付加した他、コックピットが暗視ゴーグル対応型になりHOTAS概念も導入された
Mirage F1BE スペイン向けのMirage F1B。1980–1981年に6機製造
Mirage F1BJ ヨルダン向けのMirage F1B。2機製造
Mirage F1BK クウェート向けのMirage F1B。2機製造
Mirage F1BK-2 F1DLと同等のクウェートのためのマルチロール複座型。4機製造
Mirage F1F1BQ イラク向けの複座練習機、ダミー飛行給油プローブを装備。1980-1989まで製造
Mirage F1CE スペイン向けのMirage F1C。1975–1981年まで製造
Mirage F1CG ギリシャ向けのMirage F1C。 1975-1978に40機製造
Mirage F1CH モロッコ向けのMirage F1C。 1978-1979に30機製造
Mirage F1CJ ヨルダン向けのMirage F1C。 17機製造
Mirage F1CK クウェート向けのMirage F1C。1976-1977に18機製造
Mirage F1CZ 南アフリカ向けのMirage F1C。1974年-1975年に16機製造
Mirage F1BD リビア向けのMirage F1D。1978–1979年に6機製造
Mirage F1DE スペイン向けのMirage F1D。22機製造
Mirage F1JA エクアドル向けのMirage F1E。 16機製造
Mirage F1ED リビア向けのMirage F1E。16機製造
Mirage F1EE スペイン向けのMirage F1E。22機製造
Mirage F1EH モロッコ向けのMirage F1E。14機製造
Mirage F1EH-200モロッコ向けの飛行給油プローブ装着機。6機製造
Mirage F1EJ ヨルダン向けのMirage F1E。17機製造
Mirage F1EQ イラク向けのMirage F1E。16機製造
Mirage F1EQ-2 イラク向け単座防空戦闘型。16機製造
Mirage F1EQ-4 イラク向けのマルチロール戦闘機。28機製造
Mirage F1EQ-5 イラク向け単座型。20機製造
Mirage F1EQ-6 イラク向け単座型。30機製造
Mirage F1EDA カタール向けのMirage F1E。12機製造
Mirage F1CK-2 クウェート向けのMirage F-1Eと同等のマルチロール機
Mirage MF2000 モロッコ向けの性能向上型。エンジンやアビオニクスが変更されている


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