初飛行 : 1978年
運用開始 : 1984年
ベリエフ設計局が開発した早期警報航空機で、イリューシンIL-76をベースに設計されている
自己防衛のために、2台の23mm Il-76機銃を装備している
ECMとしてだけでなく、 赤外線やレーダーデコイ 、レーダー警戒受信機として使用されている
探知距離は240 Km、戦闘機を12機程度誘導できると言われているが
実際の能力については、当然ながら最高レベルの機密事項であるので不明である
性能諸元
乗員 : 15名
全長 : 48.27m
全幅 : 50.54m
全高 : 14.76m
翼面積 : 300m²
空虚重量 : 75,000kg
通常離陸重量 : 190,000kg
最大離陸重量 : -kg
燃料容量:-kg (109,480L)
発動機 : Aviadvigatel PS-90A-4 turbofans×4基, DLY 157kN each
推力重量比 : -
最大速度 : 800km/h
航続距離 : 7,500km
離陸滑走距離 : -m
着陸滑走距離 : -m
実用上昇限度 : 33,464ft
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A-50 | 最初の量産型 |
A-50M | 近代化されたレーダーのシュメーリMを搭載した発展型 |
A-50E(Э) | 装備品がダウングレードされたインド向け輸出型。1998年に1機が引き渡された |
A-50EI(ЭИ) | インドへの輸出型。イスラエルとの共同制作で完成された 非回転式となったアンテナが特徴。1999年に1機が引き渡された |
A-50I(И) | イスラエル製のレーダーを搭載した中華人民共和国向け輸出型 1機が発注されたがアメリカの外交圧力によりキャンセルされた |
KJ-2000 | A-50Иをレーダーと電子装備を除いた機体部分を中国が引き取って自主開発を続行し 国産の早期警戒管制機とした機体。2008年現在のところ4機が生産されている |
Adnan1 | Il-76MDをもとにイラク向けに開発された早期警戒機。Thompson-CSF Tiger Gレーダーを搭載した |
Adnan2 | Adnan1の派生型で、戦闘機の管制と誘導を行う機体として設計された |
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