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Ilyushin IL-76TD Candid

Ilyushin 76 TD (firefighter)
Author
Demon aka virus25, ФаЗа
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5,898KB
Base
at400
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Remarks

初飛行 : 1971年3月25日
運用開始 : 1974年6月

ソ連のイリューシン設計局で開発された大型ジェット輸送機
短く整備されていない滑走路でも使用でき、飛行機が飛ぶ上では気象条件が最も悪いシベリアと北極地域で運用できるという条件を満たしている

4発のターボファンエンジンを主翼にパイロンで吊るす方式をソ連の大型航空機では最初に導入した機体で
機首下面はガラス張りの航法士席になっておりIl-76最大の特徴である
機首先端には気象レーダーが搭載され、その下のレドームにマッピング用のレーダーが収容されている

貨物室の寸法は奥行き20m、縦幅3.4m、横幅3.46mと大きく
Il-76は40t以上の積載能力のあるジェット貨物機としては最も広く使われており、世界の救援物資の90%を空輸している
その能力が買われて南極でも物資輸送に運用されており、南極で運用されるロシア機としては他にもAn-2などがある
また消防飛行機としても多くの国での実績を積み重ねており
比較的簡単に改造できる消防飛行機として、Il-76Pが1990年に発表された
VAP-2型給水タンクを1時間30分で取り付け、取り外しが出来て約40tの水を運搬できる。これはC-130の2.5倍の容量となっている

胴体延長型で輸送力の大きいIl-76MFは試作機が1995年8月1日に飛行したが
1997年頃にロシア空軍の緊縮予算のためにIl-76TFとともに生産不可能になった
民間用として近代化されたIl-76TD-90VDの開発は2004年から開始し、 ヨーロッパの騒音制限を満たすためにエンジンにPS-90を採用した

2005年に中華人民共和国から30機のIl-76MDと8機のIl-78空中給油機が発注され、ウズベキスタンにて16機を完成させた
しかし、ロシアとウズベキスタンとの関係悪化し、生産された機体の利益分配をめぐる論争などの問題から
2012年以降、Il-76の生産はロシア国内のウリヤノフスクにあるアビアスターSPの新しい工場で継続されている
2012年9月22日には最新型であるIL-76MD-90Aが初飛行した。
なお、前述の理由よりIl-476の開発・製造はイリューシンではなくアビアスターSPが行っている

 Il-76MIl-76TDIl-76MF
全長 46.59m53.19m
翼幅 50.50m
翼面積300m²
全高 14.76m14.45m
非搭載時重量92,000kg104,000kg
最大離陸重量170,000kg190,000kg210,000kg
最大積載量 40,000kg48,000kg52,000kg
貨物部幅 3.46m
貨物部全高 3.40m
貨物部全長 20m25.75m
エンジン Soloviev D-30KP x4
118kN each
Soloviev D-30KP シリーズ 2 x4
122kN each
Soloviev PS-90A-76 x4
142kN each
最大速度 850km/h
最大高度 15,500m
航続距離 5,000km (40t積載時)
4,200km (最大積載時)
5,400km (40t積載時)
4,400km (最大積載時)
6,300km (40t積載時)
5,800km (最大積載時)
離陸滑走距離850m1,700m1,800m
着陸滑走距離450m1,000m990m
初飛行 1978年3月24日1982年5月5日1995年8月1日
生産機数 242機不明

試作型
Izdeliye-176 Il-76PPの試作機
Izdeliye-576 不明
Izdeliye-676 テレメトリー及び通信中継の試験機
Izdeliye-776 テレメトリー及び通信中継の試験機
IZdeliye-976 Kh-55巡航ミサイルのテストベッド機。ミサイル試験のモニタリングにも使用される
A-50などと同様のレドームを装備し、翼端にはポッドはテレメトリーの受信用ポッドが装備される
Izdeliye-1076特務作戦用
Izdeliye-1176
Il-76-11
ELINT(電子諜報)型
Il-76PSD Il-76MFに合成開口レーダーを搭載したもの
Il-96 初期に考案された旅客機/貨物輸送型。計画のみ
Il-150 A-50のエンジンをPS-90エンジンに換装したもの。計画のみ
A-60
Il-76 version 1A
航空機搭載レーザーの研究機
CFTEエンジンテストベッド機Il-76MDを元に中国が製造した、J-10/J-11向けのWS-10Aエンジンのテスト機

軍用型
Il-76 基本型
Il-76-Tu160 ワンオフの機体
Il-76D 空挺師団向けに製作された軍用輸送機。尾翼付近にGSh-2323mm機関砲を装備
Il-76K
Il-76MDK
Il-76MDK-II
宇宙飛行士の訓練用。弾道飛行することにより無重力を作り出すことが可能
Il-76LL エンジンの試験機
Il-76M
Candid M
改良型。中央翼に燃料タンクを増設して航続距離を延長
電子戦機材とチャフ・フレア・ディスペンサーを搭載。尾部の銃座は除去された
Il-76MD Il-76Mの改良型。ペイロードを拡大させている
Il-76MD-90 Il-76MDの近代化改修型。エンジンをPS-90A-76に換装
航続距離を5400kmに延伸、ペイロードを50トンに拡大、巡航速度も850kmとなった。機体の運用寿命も延長されている
Il-76MD-90A
Il-476
大規模発展型。エンジンをPS-90A-76に換装し、主翼を新開発されたものに変更
グラスコックピット化しアビオニクスも改良されている、航続距離は5000kmとなり、ペイロードも52トンに増加した
ロシアの輸送機として初めてトイレを備えており
調理用のキッチンモジュールやお湯を沸かすためケトルも搭載が行われている
冷蔵庫はロシア製に適当なものが無く搭載が断念された
Il-76MD Skal'pel-MT移動病院型
Il-76MF エンジンをPS-90に換装し、胴体を6.6m延長して最大離陸重量210t、搭載重量を60tに増やした改良型
1995年に試作機が飛行したが量産されていない
Il-76PP ECM用機。大きな問題が発生したため機材はIzdeliye-176に搭載されたのみとなった
Il-76MDM IL-76MDの近代改修型。D-30KPエンジン、機体、着陸装置を強化により機体寿命を15年延長、ペイロードも増加している
アビオニクスはIl-476と共通化されており、改修費用はIl-476の1/3とされている
Il-78 空中給油機型
Il-78M-90A
Il-478
空中給油機型。2015年に試作機が完成予定
Il-78MKI インド空軍向け輸出型
Il-76VKP
Il-82
コマンドポスト/通信中継型。前部胴体正面にカヌー状の大型フェアリングを備える
Il-76PS
Il-84
コマンドポスト/通信中継型
Baghdad-1 貨物室にレーダーを搭載している
Baghdad-2 1989年のバグダッド武器展示会で発表されたAEW&C型。
カーゴランプの換わりに固定式のレドームを設けそこにトムソンCSF社製のタイガーGを搭載している
アドナン1
Baghdad 1
地対空用レーダーのTRS-2100タイガーSを搭載したAEW&C型
直径9mのレドームを装備し機首下の窓を廃止、ストレーキが2枚追加されている。3機製造
アドナン2
Baghdad 2
TRS-2105タイガーG(探知距離350km)を搭載した改良型。1機製造
A-50 早期警戒管制機型
A-50E/I インド空軍用のAEW&C機。PS-90エンジンとイスラエルのファルコンレーダーを搭載
Il-76MD tankerイラク向けの空中給油機
KJ-2000 Il-76の中国向け早期警戒管制機型
A-50 早期警戒管制機型
A-100 早期警戒管制機型。2017年に実用化予定

民間型
Il-76MGA 初期に考案された商業貨物輸送型。プロトタイプ2機を含む14機が生産された
Il-76T
Candid A
民間向け。1978年11月4日に初飛行した最初の派生型
Il-76TD MDの民間向け改良版。1982年初飛行
Il-76TD-90VDヴォルガ・ドニエプル航空のために開発されたIl-76TDの改良型
PS-90エンジンを採用しグラスコックピットを部分的に装備。2012年現在 4機が運用されている
Il-76TD-S移動病院型
Il-76TF MFの民間向け、PS-90エンジンを採用し胴体を延長したもの
Il-76P
Il-76TP
Il-76TDP
Il-76MDP
消防航空機型。消火剤で満たされたカプセルを投下する。1990年初飛行
TベースのTPのほか、TDベースのTDPが最新型として用意されている


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