Sukhoi Su-27 Flanker

Title Su-27 Flanker
Author H.A.W.X / Converted by Ninja Panda
Website NINJA MOD
dff size578KB
Base shamal
DOWNLOADsu-27.zip
Remarks Al PlanesCLEO, smoke effect, AfterBurner

初飛行 : 1977年5月20日
運用開始 : 1984年

スホーイ設計局が開発した第4世代の多目的戦闘機で
極めて強力な格闘性能、長大な航続距離を有している

アメリカがMiG-25に対抗するために新型戦闘機の開発を進めていたことから
ソ連としてもそれらに対抗しうる新型防空戦闘機の開発を開始した
迎撃戦闘機として求められる要求である
「大出力エンジン」「高い航続能力」を実現するため機体は大型となっている

大型な機体であるにも関わらず機動性は高く、特殊軌道であるコブラを披露した事で有名
コブラは水平飛行しているところからさほど高度を変えることなく
急激に機首を上げ失速寸前まで速度を落とす機動であり
1989年のパリ航空ショーで初めて西側諸国の前で行われて注目を浴びた
発展型であるSu-35では旋回中にコブラを行うフックを行うことが可能であり
更にその発展型であるSu-37では、高度を変えることなく1回転するクルビットを行うことが可能である

機内燃料のみでミサイルを10t近く搭載し、4,000km近く飛行を行うことが可能であり
IRST、レーザー測距装置やヘッドマウントディスプレイを装備している
頭の動きとHMDがリンクしているため
レーダーの探知範囲から外れている航空機をロックオン、攻撃することも出来る

機体性能の高さから、様々な派生型、発展型が開発されている


性能諸元
 乗員 : 1名
 全長 : 21.94m
 全幅 : 14.70m
 全高 : 5.93m
 翼面積 : 62.04m²
 空虚重量 : 16,380kg
  通常離陸重量 : 23,430kg
  最大離陸重量 : 30,450kg
 燃料容量:9,400kg (11,975L)
 発動機 : Lyulka AL-31F afterburning turbofans×2基
        Dry 74.5kN (16,750lbf) / A/B 125.5kN (28,214lbf) each
 推力重量比 : 1.07

 最大速度 : マッハ 2.35
 航続距離 : 約3,530km
  フェリー飛行時 : -km
 離陸滑走距離 : 650m
 着陸滑走距離 : 620m
 実用上昇限度 : 62,523ft
 最大G : 9

武装
 固定武装 : GSh-30-1 30mm ガトリング砲×1 150発
 最大兵装搭載量 : 8,000kg
 ハードポイント数 : 10

 空対空ミサイル
  短距離 : R-73(AA-11)
  中距離 : R-27(AA-10), R-77(AA-12)
 空対地ミサイル : < Kh-29L/T(AS-14)
 空対艦ミサイル : Kh-31A(AS-17), Kh-35(AS-20)
 対レーダーミサイル : Kh-31P(AS-17)
 その他 : 通常爆弾, ロケット弾, ECM pods

試作機
T-10 原型機。全面改良型である7号機以降はT-10Sと呼ばれ
それ以前の製作機体は便宜的にT-10-1と呼ばれて区別される
T-10S T-10試作7号機以降の名称。T-10の設計を全面的に見直した改良型
量産型Su-27とはキャノピーの形状、垂直尾翼の翼端が傾斜していないことで区別出来る
T-10-15
P-42
エンジンを推力1000kg増しの特別型であるR-32に換装し
必要最低限の電子機器だけを搭載した記録挑戦型
1988年から各種の速度・高度記録に挑戦し27の世界記録を樹立した
T-10-20R T-10Sのうちの1機(試作20号機)を周回速度記録用に改造した機体
テイルコーンが延長されている他、レドームがより空気抵抗の少ない形状のものに換装され
ハードポイント等の武装關係は撤去されている
T-10-24 T-10Sのうちの1機(試作24号機)に左右差動式のカナード翼を装備した機体
カナード翼装備型の試験に用いられ、Su-33等の開発に貢献した
T-10-30
SU-27UP
空中給油の訓練と哨戒機
T-10M Su-27にSu-27K (Su-33)の設計を取り入れて開発されたマルチロール型試作機
T-10-701 数機制作されたT-10MのうちT-10Sから改造された機体
他の機体と異なりベースが試作型Su-27のため機体形状が一部異なっている
T-10V ロシア語表記ではT-10Β。Su-27IB (Su-34)の試作型

実用機
Su-27 T-10Sを基に量産された初期量産型。現在も大多数の実戦配備機はこの型
Su-27S
Flanker-B
Su-27の改修型。Su-27とはテイルコーン側面のアンテナの有無
チャフ/フレアディスペンサーの装備数が異なる。AL-31Fエンジンを搭載
Su-27SK Su-27Sの輸出向けの機体として開発されたダウングレード型
殲撃11型 Su-27SKの中華人民共和国ライセンス生産型。生産は1995年から行われた
殲撃11型B機体設計の変更とレーダー波吸収塗料の使用により
レーダー反射断面をJ-11の15平方メートルから5~3平方メートルに抑制
マルチロール化した近代化改修機
Su-27SM 近年ロシア空軍で既存のSu-27に対し近代化改修がされた型
N001レーダーに使用するなど、アビオニクス面で大幅に強化されている
R-77の発射能力と10目標探知2目標追尾のレーダーを装備したことによる同時交戦能力を獲得した
初飛行は2002年12月27日
Su-27SKM Su-27SMの輸出型。Su-27SKの発展型でデモ機はSu-30KIから改造されたもの
初飛行は2002年
Su-27SMK SM型のハードポイントを12箇所に増やし、対地攻撃能力を強化したマルチロール型
輸出を意識した機体だが、2008年現在デモ機のみで量産はされていない
Su-27SM2 Su-27SMを更に発展させた機体。当機はSu-27を元に改造された機体で
一時期Su-35を名乗っていたが現在は完全新造機にSu-35の名称を譲っている
Su-27SM3 Su-27SMを更に発展させた機体。完全新造機に近いほど改良されている(?)
Su-35 Su-27SM2に準じた発展型。カナード翼を廃した
Su-27M系列の初代Su-35との混同を避けるために
試作機名称T-10BMに基づいてSu-35BMとも呼ばれている
Su-27LL 各種試験用機。試験用装備以外の通常型との一番の差異はIRSTが装備されていない事
サイドスティック式操縦装置、レーザー索敵装置欺瞞装置
三次元ノズル等の運用試験に用いられている
Su-27RV ロシア空軍のアクロバットチーム、ルースキエ・ヴィーチャズィ用の改修機
GPS航法装置を装備し、西側の周波数に対応した航空無線機を特別に搭載している
また、演技用のスモーク発生装置を翼端に搭載する
Su-27UB
Flanker-C
Su-27の複座練習機型
bow mounted radar N001を搭載。初飛行は1985年3月7日
Su-27UBK Su-27UBの輸出型
Su-27UBM Su-27UBの対地攻撃能力を強化したマルチロール改修型
Su-27UBM1Su-27UBをベラルーシが改修したマルチロール型
既存のSu-27UBから改修され、ベラルーシ空軍及び防空軍に配備されている
Su-27M
Flanker-E
主に輸出を目的として開発が開始されたSu-27の発展型
より強力なレーダーとカナードを装備していた
Su-27M2 主に輸出を目的として開発が開始されたSu-27の発展型
Su-35
Flanker-E+
Su-27Mを改称。開発中の機体はカナード翼を装備していた
Su-35UB Su-35の複座練習機型
Su-35BM
Su-35S
最後のフランカーとも呼ばれる最新型。新しいアビオニクス、新しいレーダーを備えている
Su-37
Flanker-F
Su-27M2を改称。Su-35の更なる発展型として開発されていたマルチロール型機
推力偏向装置をシリーズで初めて装備した
2機製作されたうち、1機は墜落もう1機は推力偏向装置が撤去されている
Super Flankerとも呼ばれる事がある
Su-27PD 長距離飛行を目的とした長航続時間試験機
空中給油装置の装備、IRSTの移動、尾部の改修がなされている
Su-27P Su-27PDを量産化した防空軍仕様。Pとは防空軍仕様の意味
非常に細かな差異はあるが基本的に空軍型Su-27Sと同一の機体である
ソ連崩壊に伴い、現役機のほぼ全ては改修されてSu-27S仕様に統一されている
Su-27PU Su-27UBを元に長距離迎撃戦闘機として開発された複座戦闘機
Su-30
Flanker-F1
Su-27PUを改称。複座の長距離迎撃機型
ロシア空軍自体には少数が配備されたに留まった
Su-30K 対地攻撃能力を付与した輸出型
生産の遅れていたSu-30MKIの代替としてインド空軍に配備された
Su-30KI Su-30Kの単座型。インドネシア向けに開発されたが
同国の国内事情により何度か契約締結・契約破棄を繰り返した
2005年現在、数機が同国空軍に配備されている
Su-30KN Su-30Kのアップグレード型。インドのSu-30Kをベラルーシが購入して改修したもの
Su-30M
Flanker-F2
Su-30を多用途任務化したもので、対地攻撃用兵装システムを装備したもの
Su-30MK Su-30の設計を発展させた複座のマルチロール輸出型。数種類の発展型が開発されている
Su-30MKA アルジェリア向けマルチロール型
Su-30MKK
Flanker-G
中華人民共和国に配備中の複座マルチロール型
推力偏向装置は装備されず、MKKでは対艦攻撃能力も除外されているが
レーダーと電子装置は新型に換装されており、Su-30MKKが現時点で最も高性能な攻撃能力を持つ
Su-27の発展型とされている。MKKは空軍向け、MKK2は海軍向け
Su-30MKI
Flanker-H
インドに配備中の複座のマルチロール型で、カナード翼と推力偏向装置を備える
同国でのライセンス生産も契約されている
Su-30MKM マレーシアに輸出された複座のマルチロール型で、Su-30MKIに準ずる機体
Su-30MKV 2006年にベネズエラに輸出された複座のマルチロール型

艦載型
Su-27KM 新型巡洋艦の巡洋艦と母艦に搭載するために開発された大型艦上戦闘機
Su-27シリーズとの共通性はほぼ無く、Su-27の基礎設計を発展させた新規設計の機体
前進翼を採用した革命的な新型戦闘機だったが
財政難により計画は中止され、Su-27の艦上機改修型であるSu-27Kの開発計画に一本化された
後にSu-27KMの設計を陸上戦闘機に発展させてS-32を計画し
S-37 (Su-47) を製造するに至る
Su-27K
Flanker-D
Su-27の艦上戦闘機型。K型とは艦上型の意味
Su-33 Su-27Kを改称。ソビエト海軍時代に開発された艦上戦闘機型。ロシア海軍に採用された
Su-27KUB
Su-33UB
Su-27K (Su-33)の並列複座型。戦闘訓練艦上戦闘機
Su-30K2 Su-33UBを発展させた複座迎撃型
Su-27IB Su-30をベースとしたSu-34の試作機
原型機Su-27IBは1990年4月に初飛行、2006年にロシア空軍が制式採用した
Su-34 Su-30をベースとした戦闘爆撃機。コックピットは並列複座方式に変更されている
コックピットは通常巡航時には与圧され、生存性向上のためにチタン合金によって装甲されている
与圧構造のためもありキャノピーは開閉せず、搭乗員は前脚収容庫内の扉から乗降する
操縦席後方には長時間飛行に備えて簡易トイレと簡易キッチンも設置されている
低空侵入能力向上のためにレーダーを変更、大型化されたテイルコーンには後方警戒レーダー
深部侵攻作戦時の低空飛行安定性向上のため飛行安定制御システムを装備している
重量増加に対応するため主脚はタンデム配置のダブルタイヤになっている
原型機Su-27IBは1990年4月に初飛行、2006年にロシア空軍が制式採用した
Su-32FN ロシア海軍向け海洋攻撃機型
Su-32FM Su-34の輸出型
Su-32MF Su-32FMの高機能型


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