初飛行 : 2008年2月19日
運用開始 : 開発中
スホーイ設計局が開発している第4++世代の長距離多用途戦闘機で
Su-27を発展させた機体で、極めて高い飛行性能と長大な航続距離を有している
推力偏向ノズルを付けたエンジンを搭載した事により、十分な機動性が確保可能になったため
テスト段階初期に付いていたカナード翼が取り払われており
さらに、水平尾翼には炭素繊維が用いられ、背部のエアブレーキが廃止され燃料搭載量が増加している
細部では、前脚のダブルタイヤ化、引き込み式空中給油用プローブの装備などがある
操縦席には2基の大型液晶ディスプレイMAK-35が備えられ、完全にグラスコクピット化されている
また、ヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)の併用も可能で、ディスプレイとの互換性を有する
一方でHUDも従来より広角のIKSh-1Mが搭載されている
性能諸元(SU-35)
乗員 : 1名
全長 : 22.18m
全幅 : 14.75m
全高 : 6.43m
翼面積 : 62.04m²
空虚重量 : 19.000kg
通常離陸重量 : 25,300kg
最大離陸重量 : 34,500kg
燃料容量:11,500kg (-L)
発動機 : Lyulka 117S afterburning turbofans×2基
Dry 86.3kN (19,400lbf) / A/B 142kN (31,900lbf) each
推力重量比 : 1.14
最大速度 : マッハ 2.25
航続距離 : 3,600km
フェリー飛行時 : -km
離陸滑走距離 : -m
着陸滑走距離 : -m
実用上昇限度 : 59,100ft
最大G : 9
武装
固定武装 : GSh-30-1 30mm ガトリング砲×1 150発
最大兵装搭載量 : 8,000kg
ハードポイント数 : 12
空対空ミサイル
短距離 : R-73(AA-11)
中距離 : R-27(AA-10), R-77(AA-12)
空対地ミサイル : Kh-29L/T(AS-14), Kh-59(AS-13)
空対艦ミサイル : Kh-31A(AS-17)
対レーダーミサイル : Kh-31P(AS-17)
その他 : 通常爆弾, ロケット弾 |
Su-27M Flanker-E | 主に輸出を目的として開発が開始されたSu-27の発展型 より強力なレーダーとカナードを装備していた |
Su-27M2 | 主に輸出を目的として開発が開始されたSu-27の発展型 |
Su-35 Flanker-E+ | Su-27Mを改称。開発中の機体はカナード翼を装備していた |
Su-35UB | Su-35の複座練習機型 |
Su-35BM Su-35S | 最後のフランカーとも呼ばれる最新型。新しいアビオニクス、新しいレーダーを備えている |
Su-35K | Su-35BMの輸出型 |
Su-37 Flanker-F | Su-27M2を改称。Su-35の更なる発展型として開発されていたマルチロール型機 推力偏向装置をシリーズで初めて装備した 2機製作されたうち、1機は墜落もう1機は推力偏向装置が撤去されている Super Flankerとも呼ばれる事がある |
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