Yakovlev Yak-42

Title Yak-42D of Lviv (Ukraine)
Author ВирУс
Website -
dff size2,790KB
Base st400
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Remarks smoke effect

初飛行 : 1975年3月7日
運用開始 : 1980年末

Yak-42は、ソ連のヤコヴレフ設計局が開発したジェット旅客機
Yak-40を大型化した短距離用3発機である

機体はYak-40同様、Tu-154やボーイング727のような機体後部にエンジンを設置したリアエンジンレイアウトを採用している
しかし、乗客数が120席とYak-40の30席クラスよりも4倍も増加しており、まったくの新造機と言ってもよい機体である
また、Yak-40同様、機体後部に引き込み式タラップを備えていて
ボーディング・ブリッジや外付けタラップが無くても乗り降りが出来るようになっている

1973年に計画が公表され、1975年に試作機が初飛行、1980年にアエロフロート・ソ連航空で就航したものの
1982年6月28日に製造ミスによる水平安定板の機構不具合により
墜落して乗員乗客全員が死亡する事故(アエロフロート8641便墜落事故)を起こしたため
不具合が修正される1984年までアエロフロートは運航を停止する措置を取っており、かなり深刻であったと思われる

現在では不具合も解決され、性能も優れているため今でも多くの派生型が生産中の模様である
主な派生型としてはYak-42Dがある
Yak-42は、ロシアやウクライナを中心に徐々に従来のツポレフ製旅客機を代替するなどしてその運用の幅を広げている
旧ソ連諸国の航空会社ではソ連崩壊後は西側製の機体を導入することが流行となったが
本機はその中にあって堅調な販売実績をあげているといえる


性能諸元(Yak-42D)
 乗員 : 2名
 定員 : 120名
 全長 : 36.38m
 全幅 : 34.88m
 全高 : 9.83m
 翼面積 : 150.0m²
 空虚重量 : 33,000kg
  通常離陸重量 : -kg
  最大離陸重量 : 57,500kg
 燃料容量:-kg(-L)
 発動機 : Lotarev D-36 turbofan x3基 63.75kN (14,330lbf) each
 推力重量比 : -

 最大速度 : 810km/h
 航続距離 : 4,000km
  フェリー飛行時 : -km
 離陸滑走距離 : -m
 着陸滑走距離 : -m
 実用上昇限度 : 31,500ft

Yak-42 基本型。最大離陸重量54,000kg(119,050lb)
Yak-42ML 国際線に使用するためにアビオニクスを改良。1981年7月に運行開始
Yak-42D 長距離型、搭載燃料を増加している。1981年7月に運行開始
Yak-142 Yak-42Dの改修型、西側のアビオニクスを搭載
ボーディング·ブリッジに対応するためにキャビンのドアを大きくした
Yak-42R Yak-141戦闘機のレーダー開発用試験機
Yak-42F 物理探査と環境モニタリング機。電気光学センサを含む大きな後翅ポッドを装備
Yak-42LL Progress D-236 propfanエンジン開発用試験機
プロペラのための十分な隙間を与えるために特別なパイロンを使用している。1991年3月15日に初飛行
Yak-42M Progress D-436エンジンを搭載。新しい翼と胴体を伸ばした。計画のみ
Yak-242 Yak-42Mの発展型。Aviadvigatel PS-90を2機搭載


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