North American RA-5C Vigilante

Title RA-5C Vigilante
Author black_hunter
Website MODS ENTERAMENTE LATINOAMERICANOS
dff size644KB
Base shamal
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Remarks smoke effect

初飛行 : 1958年8月31日
運用開始 : 1961年6月

A-5はアメリカ海軍が1960年代から1970年代に運用した艦上攻撃機および偵察機。
他の戦闘機同様、偵察型はRが頭につきRA-5となる

1955年時点でアメリカ海軍は艦上核攻撃機A-3を運用していたが、当時の航空機の急速な発展により早々に陳腐化し後継機を必要としており
これに対して、1953年半ばからノースアメリカン社が自主研究していた超音速艦上核攻撃機の一つNA-233案が採用された
1956年8月29日に契約が結ばれ、その2年後の1958年8月31日にA-5の試作型となるYA3J-1試作1号機が初飛行している

YA3J1は高速力で敵防空網を突破するために野心的な設計となっており
高翼配置のクリップド・デルタ形の主翼、二次元可変インテイクで吸気する胴体後部の2基のJ79ターボジェットエンジン
さらにはエンジン回りなど重要な構造部にチタンを使用する等
後のMiG-25、F-15といった速力マッハ2以上の軍用機の先駆けともいえる構成となっていた

当初はハンガーデッキの高さ制限を満足するためにMiG-25やF-15と同様の双垂直尾翼だったが
一枚の垂直尾翼への改定要求から、主翼、機首に加え、垂直尾翼まで折り畳むようになっている
主翼外皮はアルミニウム-リチウム合金削り出しによる完全一体整形となっていた
フラップ部分を大きくするためにロール制御を水平尾翼の差動と左右各3枚のスポイラーの協調動作で行うことによりエルロンを省略している
空気抵抗削減のためにアレスティング・フックは飛行時は機内に収納し、空中給油装置も機内に収納する
またエンジンベイの熱反射に金を使用したり、高温になる機体の幾箇所では一般的な油圧ではなく窒素を使用したりもしていた

マルチモードレーダー、ヘッドアップディスプレイ(PPID)、機首下部に設置されて画像をPPDIや後部席レーダーディスプレイに表示するテレビカメラ
夜間飛行用のRadar-Equipped Inertial Navigation System、AN/ASB-12航法攻撃装置を装備していた
操縦系にはフライ・バイ・ワイヤを装備したが整備を困難なものにしていた
RA-5Cはテール部の繭形の部分が分離し、核弾頭を投下する様になっている

主翼下のハードポイントに増槽を装備できたが、高速力発揮のために作戦時は機体内タンクのみを使用した
乗員は操縦士と爆撃兼航法手の2名で、前後席は独立したクラムシェル式キャノピーとなっており
前席は強化アクリル製、後席は金属製で両側面に小型窓を持つため、単座機のようにも見える
核爆弾の搭載は胴体内のリニアボムベイに収容する独特な設計となっており、爆弾投下時はテイルコーンを切り離し
目標到達時点で核爆弾と空になった燃料タンクをドローグガンで後方に射出する
これにより投下時の速度低下を極力抑えることを狙っていたが、この設計はカタパルト射出時の衝撃で燃料タンクを脱落するなどトラブルも多く
また、ベイ内には1発の核爆弾しか搭載できないので通常攻撃機への転用の道を閉ざすこととなった
なお、ベイ内の燃料タンクをホースなどの空中給油システムに変更し、空中給油機として運用することもできた

高速飛行を目的とした軽量化のために初期型は3.5G、後に5G程度と耐G強度が低く
また、リニアボムベイをはじめ核爆弾投下に特化した設計であるために通常兵器主体の運用へ対応出来ずに攻撃任務から外され
最大速度がマッハ2以上と高速であることから偵察機に改修されることとなり
核攻撃任務から解放された後は、爆弾搭載箇所には燃料タンクが装備された

性能諸元
 乗員 : 2名(A-5A)
 全長 : 23.32m
 全幅 : 16.16m
 全高 : 5.91m
 翼面積 : 65.1m²
 空虚重量 : 14,870kg
  通常離陸重量 : 21,605kg
  最大離陸重量 : 28,615kg
 燃料容量:-kg(-L)
 発動機 : General Electric J79-GE-8 Turbojet x2基, Dry 10,900lbf (48kN) / A/B 17,000lbf (76kN) each
 推力重量比 : 0.72

 最大速度 : マッハ2.0
 航続距離 : 2,909km(外部増槽使用時)km
  増槽タンク : 5,150km(外部増槽使用時)km
  フェリー飛行時 : -km
 離陸滑走距離 : -m
 着陸滑走距離 : -m
 実用上昇限度 : 52,100ft
 最大G : 初期型は3.5G、後に5G程度

武装
 胴体内 : Mk.27/Mk.28/Mk.43熱核爆弾
 翼下パイロン : Mk.43熱核爆弾 2、または通常爆弾最大 2,270kg
性能諸元
 乗員 : 2名(RA-5C)
 全長 : 23.32m
 全幅 : 16.16m
 全高 : 5.91m
 翼面積 : 70.02m²
 空虚重量 : 17,024kg
  通常離陸重量 : -kg
  最大離陸重量 : 36,133kg
 燃料容量:-kg(-L)
 発動機 : General Electric J79-GE-8 Turbojet×2基, Dry 10,900lbf (48kN) / A/B 17,000lbf (76kN) each
 推力重量比 : -

 最大速度 : -
 航続距離 : 3,299km
  増槽タンク : 4,828km
  フェリー飛行時 : -km
 離陸滑走距離 : -m
 着陸滑走距離 : -m
 実用上昇限度 : -ft
 最大G : 5G






派生型
XA3J-1 試作機。2機製造
A-5A 量産型。旧称A3J-1。57機製造
A-5B 旧称A3J-2。胴体上面への燃料タンクの追加、ハードポイントを2から4へ増加、高揚力装置の加除など。4機製造
YA-5C A-5Bから作られた練習機。後らRA-5Cに改修された4機製造
RA-5C 偵察機型。旧称A3J-3P。新造91機の他、A-5Aから43機改修された
RA-5C Phase II空気取り入れ口の改良及び翼とナセルへのフィレットの追加。36機製造


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