初飛行 : 1988年4月16日
運用開始 : 1991年
マクドネル・ダグラス社が開発したジェット練習機で
UKのBAe ホーク ジェット練習機を、マクドネル・ダグラス社が艦上運用可能な機体として改設計を行った機体
1970年代中盤に、アメリカ海軍は新しいジェット艦上練習機を求め
TA-4高等練習機と旧式化したT-2 バックアイ中間練習機の、二つの役割を統合する機体として開発が開始された
元となったBAe ホーク自体は練習機として極めて優秀な練習機であったものの
陸上機であり航空母艦で運用するための装備を持たなかったため
空母運用に必要な下記の装備の取り付けを主とした改修がなされた
1. カタパルトバー・アレスティング・フックの追加
2. エア・ブレーキの位置の変更
3. 射出座席のアメリカ海軍仕様への変更
細部の改良点としては
機体構造・着陸脚の強化、前脚はシングルタイヤからダブルタイヤにされ
さらに、着艦時に必要な低速安定性確保のために
尾翼の拡大や主翼前縁スラットの追加およびベントラルフィンの追加も行われた
グラスコックピット化した改良型のT-45Cが、1997年10月より引き渡しを開始している
BAe ホークには機関砲及び空対空ミサイル、爆弾等の各種兵装を搭載して
軽攻撃機としても運用可能な型が存在するが、T-45には実戦兵装の搭載/運用能力はない
性能諸元
乗員 : 2名
全長 : 11.99m
全幅 : 9.39m
全高 : 4.08m
翼面積 : 17.7m²
空虚重量 : 4,460kg
通常離陸重量 : -kg
最大離陸重量 : 6,387kg
燃料容量:-kg (-L)
最大兵装搭載量 : -kg
発動機 : Rolls-Royce Turbomeca F405-RR-401 turbofan×1基, 26kN (5,527lbf) each
推力重量比 : -
最大速度 : 1,038km/h
航続距離 : 1,288km
フェリー飛行時 : -km
離陸滑走距離 : -m
着陸滑走距離 : -m
実用上昇限度 : 42,500ft
最大G : - |
T-45A | アメリカ海軍向け |
T-45B | |
T-45C | グラスコックピット、慣性航法、およびその他の改善をした型 |
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