初飛行 : 1952年10月15日
運用開始 : -
ダグラス社が開発した超音速実験機で1機が製造された
1953年に空軍からアメリカ国家航空諮問委員会(NACA)(のちのNASA)に移され
1956年5月までテストが行われた。ロール・カップリング現象の解明などに使われていた
その後に国立アメリカ空軍博物館に移管された
第二次世界大戦中にダグラス社も超音速機の開発検討を行なっており
1945年6月、将来のジェット戦闘機開発のため
超音速飛行の試験機XS-3として、アメリカ陸軍航空軍から開発を発注され1951年に1号機が完成した
当初の目標であるは水平飛行でマッハ2で
細長い機体に、きわめて薄い、小さな主翼を持つ機体に、推力2722kgのXJ46エンジンを搭載予定だったが
XJ46エンジンの直径が大きくなってしまったため、、XJ34の双発に変更されたため
ジェットエンジンが非力だったため、マッハ2はおろかマッハ1すら達成できなかった
結果、最大水平飛行速度はマッハ0.987で、1953年にダイヴでマッハ1.25を記録したのみに終わった
NACAの協力もあり、XJ34に水噴射やアンモニア噴射を加えて推力の増強を図ろうとするも失敗に終わった
後のF-4と同様に、エンジン排気口より後方に垂直尾翼と水平尾翼を持つ。
水平尾翼は現在の戦闘機にも通ずる全遊動尾翼である。
パイロットは機体下部よりエレベータにより搭乗し、下方射出座席であった
性能諸元
乗員 : 1名
全長 : 20.35m
全幅 : 6.91m
全高 : 3.82m
翼面積 : 15.47m²
空虚重量 : 6,510kg
通常離陸重量 : 9,440kg
最大離陸重量 : 10,810kg
燃料容量:-kg (-L)
最大兵装搭載量 : -kg
発動機 : Westinghouse XJ34-WE-17 turbojet×2基
Dry 15.0kN(3,370lbf) / A/B 21.6kN(4,850lbf) each
推力重量比 : 0.40
最大速度 : 1,125km/h
航続距離 : 800km
フェリー飛行時 : -km
離陸滑走距離 : -m
着陸滑走距離 : -m
実用上昇限度 : 38,000ft
最大G : - |
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