初飛行 : 1990年10月11日
ロックウェル社とメッサーシュミット社が共同開発した実験機で
武装の設定はなく、2機が製造されたのみとされている
推力偏向の研究を行うために
NASA、DARPA、ロックウェル・インターナショナル、米空・海軍
さらにドイツ国防省、MBBが協力して開発した研究機である
推力偏向用グラファイト・エポキシとカーボン製の推力偏向板が3枚装備されている
これを用いて排気方向を制御し、機体の機動性を向上させている。
失速限界の迎え角から偏向を行い、いわゆるヘルプスト機動を可能としており
機首を上に向けた状態を維持しての水平飛行など従来の機体では不可能な運動性能を実現した
1995年5月13日の飛行をもって、推力偏向の計画は終了した
その後、2000年4月よりVECTOR計画として、短距離離着陸の試験が行われることとなり
復帰のための改装・整備が行なわれた。再整備後の初飛行は2001年2月24日に行われている
性能諸元
乗員 : 1名
全長 : 13.21m
全幅 : 7.26m
全高 : 4.44m
翼面積 : 21.02m²
空虚重量 : 5,175kg
通常離陸重量 : 6,622kg
最大離陸重量 : 7,228kg
燃料容量:-kg (-L)
最大兵装搭載量 : -kg
発動機 : General Electric F404-GE-400 afterburning turbofans×1基, 71.2kN (16,000lbf) each
推力重量比 : -
最大速度 : マッハ 1.28
航続距離 : -km
離陸滑走距離 : -m
着陸滑走距離 : -m
実用上昇限度 : 40,000ft
最大G : - |
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